GF出資馬の近況 2023/6/8

GF出資馬の近況 2023/6/8:ルヴァンヴェール、ヴァロンダンス、スマラグドス、ジュエルアズギフト


1.ルヴァンヴェール

6/8、大井12R・ゲンマ賞(B2・ダート1200)に出走しましたが、10着に沈んでいます。本走では積極的に出して行って先手を取る競馬を仕掛けましたが、前半で脚を使ったことが響いたのか、最後は失速してしまいました。降雨により脚抜きの良い馬場であったことを考えれば、先行策は頷けるものでしたが、他馬も同様に考えたのか、ペースが上がりすぎのかもしれません。今回は砂を被ることを回避するために出して行く作戦でしたが、流石にハイペースでは苦しく、次走は距離を1400に戻して先手を取るまでをもう少し楽する作戦を採る様です。

2.ヴァロンダンス

6/5、水沢・C2(ダート850)に出走。ここは圧勝を期待されるレースでしたが結果は6着に沈んでしまいました。この結果を受けて、クラブからは協議を行うことが示されました。

この2走を勝ち切れていないことは勿論ですが、勝てない以前にここは圧勝して抜けて行くレベルでないと、中央の1勝クラスでは全く歯が立たないことは明らかであり、ここでの協議入りは止む無しかもしれません。骨折して以降、時間を掛けて治療を続けて来ましたが、中央で見せてくれた脚を取り戻すことは出来なかった模様です。

3.スマラグドス

6/25の城崎特別(阪神・芝1800)への出走を目標に、栗東TCで調整が行われています。6/8、栗CWで帰厩2本目の追い切りを実施して、82.0-66.7-51.3-36.1-11.4(一杯に追う)の好時計を記録しています。

本馬の問題は、この追い切りの好内容が本番に活かせていない点で、この原因をクリアにすることが必須の状況です。次走は距離を1800に延長し、追い切りも末脚を伸ばすラップ構成に変えていることから、少なくとも作戦的な変更は考えている様に思えます。

次も凡走を繰り返すことになると、ダート替わりを試す方針が示されそうですので、何とかここは踏ん張って欲しい所です。

4.ジュエルアズギフト

キャニオンファーム土山で調整が続けられています。現在の運動メニューは坂路3ハロンを15-14で上がっています。牧場スタッフのコメントに依れば「いつ移動の話が出ても良いように乗り込んでいきます。」とのこと。

今週の阪神・芝1200を見ると、中6週で出走枠が取れており、本馬も節は足りていることになります。牧浦厩舎は先々の予定を明らかにしない傾向が見られますが、大枠の目標すら示して貰らえないとストレスが溜まる一方です。

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