GF出資馬の近況 2023/5/25

GF出資馬の近況 2023/5/25:ルヴァンヴェール、ローズボウル、アレグロモデラート、ヴァロンダンス、ダイヤモンドフジ


1.ルヴァンヴェール

5/23、大井・ジュピター賞(B1/B2・ダート1400)に出走。格上挑戦となるレースに対し、2番人気に推されましたが、結果は8着に沈んでいます。最大の敗因はスタートで行き切ることが出来なかったこと。本馬の特性として、揉まれる展開では能力を発揮できないケースが多く、今回はそのパターンに嵌ってしまいました。

格上挑戦と言うことも有って「楽に先行をさせて貰えなかった」と言う事情はありますが、鞍上が本馬の特徴を把握していなかったことも大きい様に思います。この辺りについて、地方競馬ならば鞍上固定で数もこなせる筈ですから、自ずとコンタクトが取れて来るものと思います。

2.ローズボウル

5/21、東京・是政特別(2勝クラス・ダート2100)に出走。今回も勝ち切ることが出来ませんでしたが、3着と安定した成績を残してくれました。

レース後の状態は珍しく歩様に疲労を見せていたとのことで、当初の予定通り山元TCに放牧に出ています。このまま夏競馬の期間はリフレッシュに充てて、秋競馬から復帰する予定です。

3.アレグロモデラート

5/27の京都・御室特別(2勝クラス・芝2000牝)への出走が確定しています。また、鞍上は池添Jの初騎乗となりました。5/24、美南Wで最終追い切りを実施して、67.6-52.2-37.7-11.5(馬なり)を計時しています。僚馬と併せて0.1秒遅れを取っていますが、37.7-11.5の上り時計であれば、全く問題はないと思います。

翌日には、全弟が大舞台に臨みますので、その前に姉が良い流れを作ってくれることを期待しています。

4.ヴァロンダンス

5/22、盛岡・C2(ダート1000)に出走して2着でした。クラス的にはキッチリと勝ち切るべきレースでしたが、今回に限っては相手に単勝1倍台の強敵がおり、ゴール寸前で交わされてしまいました。内容的に好スタートから好位を確保し直線で抜け出す完璧な競馬であり、「これで敗れたのならば仕方ない」と割り切るよりありません。特に問題が無ければ、次開催の水沢に出走する予定です。

5.ダイヤモンドフジ

5/25、園田・B2(ダート1230)に出走。前走から2クラスアップした格上挑戦になりましたが、なんとか優勝を飾ることが出来ました。課題のスタートを無難に決めると、行き脚もついて先行体勢に入りました。このまま逃げるかと思いましたが、外から1頭がハナを主張したことから、これを先に行かせて2番手に収まりました。ここまでのプロセスが、これまでの様な抑えの効かない競馬ではなく、2番手で我慢できたところに本馬の成長を見出したいと思います。また、内に閉じ込められるのではなく、一旦下がって、外に入れ替わったところも上手く運んだと思います。

直線で抜け出すとそのまま勝利と思いましたが、そこから強烈な追い上げを受けてヒヤリとするシーンもありましたが、最後はハナ差を凌ぎ切っての勝利となりました。辛勝と言えばその通りですが、先行する強い競馬をした結果であり、格上挑戦であったことも含めて、十分な勝利だったと思います。

今回の勝利を受けて、中央復帰条件の3勝をクリアしたことから、早々に中央競馬に復帰する方針がクラブから示されています。また、所属厩舎は以前の宮本厩舎に再委託されることが、併せて報告されています。

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