5/20東京6R:グランデスフィーダは4枠7番

5/20、東京6R・3歳1勝クラス(ダート1400)に愛馬グランデスフィーダが出走します。未勝利戦を勝ち上がった後、2走して結果の出ていない本馬ですが、今回は距離を1800→1400に大幅短縮して臨みます。

この距離短縮の判断について、池江師からは「体がムキムキになってきて短距離のダートという感じがしている。」のコメントがされています。確かに本馬は530Kg近い好馬体を誇りますので、これまでの1800Mでは長かった可能性は否定できません。クラブ側の意向は「芝の長い距離」を試して見たかった模様ですが、今回は陣営の判断が尊重された格好です。自分的には芝でもダートでも構わないのですが、「早期段階で様々な脚質条件を試しておきたい」とは考えていましたので、今回の条件変更はウェルカムです。

むしろ、今回のレースに当たってのポイントは「前走の敗因を何処に求めるのか?」にあると考えており、自分は「控える競馬を選択したこと」に問題があったと考えています。それまでのグランデスフィーダの競馬は先行して粘り込むことで好結果を出していたのに対し、前走はスタートから先行する意思が無く、本馬の良さを捨ててしまうレース内容でした。

これに対し、今回は距離が400M短縮されますので、先行策を採ることは難しくなることが想定されます。言い換えれば、それでも先行するポジションを取ることが出来たならば、好結果が期待できると考えています。

基本的に東京ダート1400のコースは先行馬有利の傾向が出ており、直近5年間で3角を前から1/3頭以内で通過した馬の勝率が11.6%・回収率が116%の結果が出ています。これを更に、前走がダート1800M以上で、今回オッズが15倍以下の馬に絞り込むと、前から1/3頭以内で通過した馬の勝率が31.6%・回収率が193%に跳ね上がります。

さらに、前から1/2位内の通過に広げると、成績は勝率34.2%・回収率225%にアップしますので、「多少厳しくても前からの競馬をすることが出来たならば、自然と好結果が期待できる」と言うデータが出ています。

今回の鞍上は松山Jに強化されますので、ここは積極的なレースを仕掛けてもらい、グランデスフィーダの新たな境地を切り開いて欲しいと思います。

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