DMM出資馬の近況 2023/4/27

DMM出資馬の近況 2023/4/27:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター、ウアラネージュ2022


1.グランベルナデット

大一番のオークス出走に向けて、山元TCにて調整が続けられて来ましたが、4/27、美浦TCに帰厩しています。山元TCでは気性面の落ち着きを取り戻し、坂路では15-15を余裕でこなす好調さを示していた本馬ですが、出走が未確定のオークスも概ね目途がついており、嫌が応にも期待感が盛り上がらずにはいられません。

美浦TCの環境にも既に慣れており、帰厩後も余裕で飼葉を食べているとのことで、精神面での成長も確実に見て取れる状況です。現在の馬体重は506Kgとのことで、ここから前走の498Kgよりも落とした所まで絞って行って、メイチに仕上げるものと思います。

2.グランデスフィーダ

前走後、チャンピオンヒルズにてリフレッシュと馬体強化が図られて来ましたが、4/26、栗東TCに帰厩をしています。帰厩後の厩舎コメントは公式サイトに未発表ですが、4/27には栗東坂にて17-15で登坂も行われています。

次走の具体的な目標については陣営から発表がありませんが、クラブ側の意向としては、「この3歳戦のタイミングで芝の長い距離を試しておきたい」と言う考えがある様です。仮に芝の2000M以上を目標とすると、5/13のあずさ賞(京都・芝2000)か5/27の1勝クラス(東京・芝2400)が候補ですが、あずさ賞になると2回しか追い切りが出来ませんので、池江厩舎的には追い切り本数の稼げる5/27の平場が本線な気がします。

3.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて放牧が続けられています。前走後にガレ気味になった馬体からは既に回復しており、現在は更なる上積みを狙ってコンディショニングが行われています。厩舎長からは「坂路でもピリッとした動きが出来るようになってきたものの、走りのバランスがまだ前に頼っている」旨のコメントがされており、この時期にホームを固めてしまうことを最優先に進められています。

矢作師からは馬体ファーストで進める方針が指示されており、具体的な復帰時期は未定ですが、牧場側のコメントからは夏競馬に使うことは十分可能とのニュアンスも感じられます。6月帰厩して7月の競馬に使えれば、レパードS出走の可能性もワンチャン残るかもしれません。

4.シンハナーダ

ノーザンF早来にて育成が続けられています。テンションの高さに課題を抱える本仔ですが、追い詰めることで馬体に細化が見られたことから、一旦緩めて、馬体の回復が図られています。漸く、馬体もふっくらし始めて、テンションも落ち着いてきたとのことで、明日から騎乗を再開する予定とのこと。まだまだ手先で走っている状況なので、まずは体を大きく使った走りを覚えることから進められる予定です。

5.スマイルコレクター

シンハナーダ以上の問題児と思われた本馬ですが、ここに来て精神面の成長もみられるようになり、なんとか「普通に煩い馬」レベルには落ち着いて来た模様です。一方で、本馬も馬体重が増えて来ないことから、一度リフレッシュさせて馬体の厚みを増す様に図らられています。現在の馬体重は450Kgまで回復しており、これが乗り込んでもキープ出来る状況になれば、移動の話が具体化するものと思われます。

6.ウァラネージュ2022

辻牧場で育成中が続けられています。気の強い面はありながらも、比較的おとなしくて扱い易いとのこと。また、順調に成長してサイズ面でも小さいレベルは脱することが出来た模様です。

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