GF出資馬の近況 2023/4/14：アレグロモデラート、ヴァロンダンス、スマラグドス、ビクトリーフォース
１．アレグロモデラート
ノーザンＦ天栄にて放牧が続けられています。３月に負った挫石は完治して、３月下旬より運動が再開されましたが、今度は左前に疲れが出て来てしまい、運動が控えられていたとのこと。只、現在は症状も落ち着いてたとのことで、休み明けの運動に因る一過性の症状であったかもしれません。
現在の運動メニューは坂路14秒ペースで、馬体重は522Kgとのこと。流石に、随分と重たい印象なので、競馬に使うには相当な乗り込みが必要そうです。武井師のコメントに依れば「ここから２週間ぐらいの状況次第で、５月末の復帰戦を視野に入れます。」とのこと。只、５月末の関東には手頃な番組がありませんので、5/17の御室特別（京都・芝2000牝）辺りが候補になるのかもしれません。
２．ヴァロンダンス
4/10の復帰戦は期待した様な結果になりませんでしたが、レース後の馬体に問題はなく、４月末の水沢に出走を予定しているとのこと。現状の課題は何よりもテンションですので、競馬に使うことで慣れて行くことを期待したいと思います。現状はダートの短距離ですので、調教を兼ねて数を使うことで問題無いと思います。
３．スマラグドス
グリーンウッドＴにて放牧中です。前走で大きく馬体重を減らしてしまい、牧場に戻った時の馬体重は448Kgでした。これはデビュー時の体重と比較して30Kg近く減らしている状況で、流石に問題がありそうなのですが、「見た目には細い感じやガレた様子も無かった」とのこと。
この辺りの原因不明なところに本馬の不振の本質が隠れている気もするのですが、「特に疲れも見せていない」とのことから、17秒ペースでの調整が再開されています。牧場スタッフのコメントに依れば「飼喰いは良いので馬体重自体はすぐに戻ってくると思います。しっかり乗り込んでコンディションを整えていきます。」とのこと。何となく、長期休養の考えは無くて、積極的に使って行く方針が感じ取れます。
４．ビクトリーフォース
美浦TCに入厩して調整が行われています。4/14、当面の課題であるゲート試験を受験して無事に合格を果たしてくれました。只、林師のコメントによれば「枠入りから駐立までは心配ありませんでしたが、発馬後の二の脚が今一つでした。」とのことで、今後への課題は残している模様です。
..とは言うものの、この時期にゲート試験をクリア出来たことは大きく、想定通り山元TCに戻されて、デビューに向けてのトレーニングが行われる予定です。「先ずは精神面のリフレッシュを優先してもらいます。」とのこと。