4/2阪神5R:スマラグドスは見せ場の無い8着

4/2、阪神5R・3歳1勝クラス(芝1600)に愛馬スマラグドスが出走しました。重馬場で行われた前走は参考外として、再度マイル戦に出走した本馬でしたが、全くの見せ場の無いまま、8着に終わってしまいました。

前走と異なり今回は良馬場で、その他の条件も特異的なものはありませんでした。唯一、気になったのは馬体重で、-12Kg減った456Kgと言うのはデビュー戦の476Kgよりも-20kgも落ちており、流石にこれは減り過ぎと考えるのが自然でしょう。只、パドックを周回する姿は、特にガレた雰囲気は無く、前走と比較して活気のある周回に見えました。

レースは、絶妙のスタートを切って先頭に立ちますが、何故か直ぐに後退してしまいます。この後退した理由についてレース後も何ら情報が無く、鞍上が意図的に下げたのか、馬が行かなかったのか、陣営の指示があったのか、原因は不明のままにされています。只、意図的に下げたとすれば、余りにも下げ過ぎだったことは間違いありません。
結局3角を11番手で回り、4角で9番手まで押し上げましたが、そこからの末脚は見られず、なだれ込む形で8着と言う結果に終わっています。

客観的にこのレースをみると、「ペースが速すぎると判断して控える競馬を選択したものの、末脚が使えず、終始競馬に参加せずに終わってしまった」と評価せざるを得ません。要は「マイル戦で戦うにはスピードが足りていない」と言うことですから、次走は元々の2000Mに戻すことになると思います。

この辺りについて、距離短縮を進言した松山Jのコメントは「道中の流れが忙しく、自分のペースで走れませんでした。ゆったり流れる距離の方が良かったかもしれません」とのことで、前言が無かったかの様な発言がされています。

何れにしても、最大の問題は「調教の内容が競馬に活かされない」と言う状況であり、この原因を明らかにすることが最優先と言えそうです。恐らくは気性面の問題であると思いますが、これを長期休養で立て直すのか、使いながら教えて行くのか、厩舎力が試される状況になったと思います。

レース後の西園師からは「調教の良さを結果に繋げられず残念です。馬体は細く見えませんでしたが、二桁の馬体減も影響したのかもしれません。レース後の状態次第で短期放牧を挟むかもしれません。」の旨のコメントが出されており、使いながら原因を探って行くことになりそうです。

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