DMM出資馬の近況 2023/2/15

DMM出資馬の近況 2023/2/15:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア


1.グランベルナデット

2/11、クイーンC(G3)に出走しましたが、スタートの遅れと直後の不利が響き、結果は5着となりました。もっとも、初重賞で掲示板を確保したことは、十分評価に値します。レース後も脚元に特に問題は見られないとのことですが、確かな能力が確認出来たことも踏まえて、先ずはリフレッシュ放牧に出されています。

今後の予定については、桜花賞を諦めてオークスを目標に定める旨の方針が示されており、松山Jとのスケジュール調整の結果、忘れな草賞(L・阪神・芝2000)をステップレースにオークスを狙うことになりました。このローテーションですと、一発勝負になりますが、忘れな草賞を落とすレベルではオークスで勝ち負けは望めませんから、それはそれで良いかと思います。

ちなみに、一発勝負と言いながらも、忘れな草賞を落とした場合は、中1週でフローラSに向かうか、中2週で矢車賞に向かい、そこで勝てれば改めてオークス出走を検討する手も普通にあると思います。

2.グランデスフィーダ

来週の小倉・3歳1勝クラス(ダート1700)への出走を目標に、栗東TCに在厩のまま調整が続けられています。2/15、栗CWで1週前の追い切りを実施して、99.5 82.7 68.0 53.3 38.0 11.5(位置7,一杯に追う)を計時しています。自己ベストと比較すると、少し遅れた時計ですが、この日は降雪による不良馬場であり、この状態でラスト11.5は十分評価して良いと思います。
池江師からも、「時計も良く、仕舞いの脚も伸ばせていた。」の高評価が出されており、レースに向けて順調な仕上がり状態が伺えます。

3.ミスティックロア

ゲート試験に合格後、そのままデビューに向けて進める方針が確認され、栗東TCにて調整が続けられています。2/15、栗CWで追い切りを実施して98.1 81.6 66.7 52.5 38.2 12.5(位置9,馬なり)を計時しています。古馬オープンクラスのホウオウアマゾン(一杯)と併せて、1.9秒先行して0.6秒先着を果たしています。1.9秒も先行していたとは言え、一杯に追われたオープン馬を相手に前を譲らなかったところは高評価すべき内容です。

また、前述のグランデスフィーダの時計と比較しても本馬の時計は上回っており、これを不良馬場の条件下で出したことは、矢作師に対しても十分なアピールになった筈です。今後の予定については再来週の阪神・未勝利(ダート2000)への出走を本線に、来週の阪神・未勝利(ダート1800)への出走も検討するとのことで、これは来週の追い切りの状況を見て決定されることになりそうです。新馬戦の出走は叶いませんでしたが、その分、未勝利戦ですが相手関係の甘そうなところを上手く狙って欲しいと思います。

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