出資馬の選定指針 (0)

一口馬主を始めて、気付けば10年が経過しました。この間、出資馬の選定には様々な試行錯誤を行って来ましたし、それが一口馬主の最大の愉しみ方であるとも思います。未だに出資馬の最終判断には逡巡しますし、見込み違いな馬に出資してしまうことも避けられません。失敗を反省することで判断の基準も日々変化しています。

一方で、変化するのは個々の要素のプライオリティであって、個別要素の見方や考え方は固まって来た様にも思っています。そこで、現時点での自分の出資馬の選定指針について、備忘録として整理することを考えました。素人が知った風なことを書くのは相当な赤面ものと判っていますが、ドライスタウトと言うJpn1馬にも出資することが出来たこのタイミングを、一つの契機として書き残すことにしました。

※ 本稿は自分の考え方を整理するための備忘録であって、その他のロジックを否定するものではありません。馬の見方は人それぞれ違うのが普通だと思っています。

本稿は長い備忘録になることが予想され、完成には時間を要する筈ですので、最初に全体構成を示す目次を掲げておいて、順次それを埋めて行くスタイルで進めることにします。

1.はじめに(加点法と足切り、理論より現実、芝の中距離馬)
2.測尺(胸囲、馬体重、管囲、体高)
3.駐立写真(バランス、筋肉量、顔)
4.歩様動画(可動域、ブレ、筋肉、歩速)
5.牧場(生産、育成、外厩)
6.厩舎(リーディング、回収率、勝上率、出走回数、騎手)
7.年齢(母と祖母の年齢、誕生日)
8.公表事項(手術歴と悪癖)
9.価格(プレミアム、経費比率)
10.牝系(Xファクタ)
11.父系(ミオスタチン遺伝子、配合)
12.毛色
13.オカルト(テシオ理論、名前)

上記が現時点で構想している目次案で、概ね自分が重視する要素の順に並んでいます。只、書き進めて行く間に見直しが必要になることも予想されますので、臨機応変に修正しながら進めたいと思います。

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