GF出資馬の近況 2022/5/28

1.アレグロモデラート

フレグモーネの治療のため、ノーザンF空港に戻って調整を続けています。現在のメニューはウォーキングマシン60分で前回から変わりません。依然として乗り運動が再開できていない状況です。牧場スタッフのコメントによれば「左後肢の状態に変わりは無く、獣医師に診てもらいながら運動を継続して回復を待っているところです。獣医師からの指示があるまで同様のメニューで様子を見ます。」とのこと。良くも悪くも「状態に変わりなく」の部分の判断に悩むところです。

2.スズナミ

山元TCにて調整を続けていましたが、5/28、美浦TCに帰厩しています。山元TC在厩時は坂路を週2回、15-17秒ペースで乗り込まれており、2本登坂を行う際には2本目を40~41秒に伸ばしており、馬体重も428Kgまで増加していたとのこと。今後は6/12の東京・芝2400を目標に進めて行く模様です。前走は2ヶ月の休み明けにも関わらず、1回使って放牧を挟まざるを得ず、続けて使えない点が本馬のネックとなっています。この辺りは母と似てしまったところではありますが、メイチで仕上げてレースに臨んでもらうよりありません。そろそろ、勝ち上がりに向けての施策を考える必要がありそうです。特に前走は勝負にならない程、仕掛けの遅れた未熟な騎乗内容でしたので、次走は減量騎手に頼らず、ペース配分の確かな上位騎手に騎乗をお願いしたいところです。

3.ヴァロンダンス

左前膝第3手根骨の矢状骨折により、ノーザンF空港に戻って調整を続けています。現在はウォーキングマシン30分の運動を継続しながら幹部の状態を見ている状況であり、現時点で手術を行うか、保存療法で対処するか、結論は出ていません。当面は医師の判断待ちとなりますが、ここは「手術を行わなくても治る程度の骨折」と前向きに考えたいと思います。何れの治療方法を採るにしても、復帰は来年の見込みですから、手術をすることなく患部が固まるのであれば、それに越したことはありません。ここは「骨折して骨が強くなる」パターンになってくれればと思います。これまでに本馬の見せたパフォーマンス考えれば、地方からの復帰は難しものではないと思います。腹を括って治療を進めて貰えればと思います。

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