YGG出資馬の近況 2021/9/15

1.ラインオブフェイト

9/12、中山12R・2勝クラス(ダート1200)に出走しましたが、気性的な問題なのか中間で嫌がって競馬にならず終了してしまいました。レース後も心配されたトモの状態に問題は無かったとのことで、早々にセグチレーシングSに放牧に出されています。

今回の失速は砂を嫌がったことが原因と目されますが、過去にも原因不明の失速から大敗を喫したことがあり、今となってはそれも同様の原因が疑われるところです。只、今走のパトロールビデオを見ると、ポジションが極端に悪く、先行馬のキックバックをモロに浴びながら走っていることが判ります。流石にあれは可哀そうと感じられるレベルであり、「本馬は砂を嫌がるのでポジションを工夫すること」の様な指示を鞍上に出していれば、状況は改善すると思います。

田島師のコメントは長い割に要領を得るものでは無く、そこから今後の方向性を読み解くことが出来ません。取り敢えず現在はノーアイデアで、節を明けてから考えると言うことの様です。

2.ドライスタウト

熱発により先週のデビューを回避して診断を行った結果、喉の奥まで痰の様なものが溜まっており、これを洗浄したところ、咳の症状が緩和されたとのこと。

今回の処置により状態の回復が認められれば、改めて競馬へ向かうとのことで、坂路調整を開始しましたが、特に問題は無く進んでいます。9/15には栗CWで追い切りを実施して、6Fから86.8 – 69.7 – 53.7 – 38.3 – 12.0(位置8,馬なり)を計時しています。喉をケアしたのか前半は緩めのペースで入りましたがが、ラスト1Fの12.0は「馬なり」の割には動けている印象です。

追い切り後に反動が無ければこのまま競馬に向かうとのことで、9/26の中山ダート1200に向かう方針が示されています。只、ここで理解が出来ないのは敢えて中山を選択する理由です。他ブロックのダート短距離戦では除外の可能性が高く、一方で、同日には中京ダート1200の番組が組まれており、これを選択しない理由は見当たりません。左回りと右回りの違いとか、ダートスタートと芝スタートの違いなどはありますが、現時点で本馬の適性は判りませんから、それは理由にならない筈です。

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