9/12中山12R:ラインオブフェイトはキックバックを嫌って12着

9/12、ラインオブフェイトは中山12R・2勝クラス(ダート1200)にて昇級戦に臨みました。前走の時計からある程度の勝負は出来る公算でしたが、結果は12着に沈んでいます。

レースは五分のスタートを切りましたが、中山芝1200特有のハイスピードに伍すことは出来ず、7番手付近に落ち着くかに見えました。このまま脚を溜めて末脚を伸ばせば勝負になると思ったのですが、ここからポジションを下げてしまいます。自分は現地の大型スクリーンで本馬を追い掛けていましたが、「ズルズル下がる」と言うよりは、故障を起こして止まってしまう様な下がり方でした。

嫌な予感が脳裏を過りましたが、前との間隔が開いた13番手で漸くポジションが落ち着き、そこからは最後に伸びる脚を見せたことから、故障の心配は無くなりました。

レース後の陣営のコメントによれば、「砂を被って全然進まなくなって、下がってしまった。」とのこと。本馬の過去のレースを見る限り、馬混みを気にするところは見られ無かったのですが、今回は想定外の状況から全く競馬にならずに終了してしまいました。

昇級戦が寂しい結果に終わったことは残念ですが、故障ではなかったことは何よりの幸いでした。砂を被ることが問題ならば、パシュファイヤーの様な馬具を試す手段もありますが、自分は着実に先行策の取れる長さに距離を延長すべきと思います。本馬に付いては折り合いに全く問題が無く、1600で勝利した実績もあります。田島師自身、過去に2100に使ったことから、1200がベストと言う筈はありません。

加えて、ダート1200に拘ると約3ヶ月の節を空ける必要がありますが、距離を延ばせば11月の東京でも出走は可能と思われます。陣営には斤量が有利な3歳牝馬の間に、出来るだけレースに使うことを考えて欲しいと思います。

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