出資馬の近況 2020/2/20

先週は残念ながら、アルジェンタータとレーヌジャルダンの引退が決定してしまいました。またその一方で、ルヴァンヴェールが見事に未勝利戦を制し、クーデンビーチの2020にはローラーコースターの名が授けられています。去り行く仔のいる一方で、今後を担う仔も現れる、そんな時頃となりました。

1.アメリカンツイスト

前走で1勝クラスを勝ち上がった後、山本TCにてリフレッシュ放牧をしていたアメリカンツイストですが、中山開催に向けて2/19に美穂TCに帰厩して来ました。すっかり中山専用機となったアメリカンツイストですが、昇級戦を得意の中山ダート1200で迎えると言うことは、悪くない選択だろうと思っています。出走予定は中山3週目とのことですので、3/15の12Rに組まれている平場のダート1200が具体的な目標レースとなりそうです。。

ここらでもう一度、「芝を試して欲しい」と言う気持ちも大きいのですが、まぁ暖かくなって芝の番組が増えてからでしょうか。

2.スターリーパレード

中京1週目への出走に向けて栗東TCにて調整を続けています。外厩で緩んだ状態からなかなかピリッとして来ませんでしたが、厩舎でビシビシ乗り込まれた結果、大分馬体も絞れてきた様です。

2/19、栗東坂で追切が実施され、56.4-40.5-25.5-12.4(一杯に追う)を記録しています。時計を見るとまだ甘い印象を受けますが、西村師のコメントによれば「動きも良化してきており、これなら中京1週目のレースに間に合いそうです」とのこと。

3.ナショナルアンセム

2/22の東京・未勝利(芝1600)への出走が確定しました。すっかり深窓の令嬢と化してきたナショナルアンセムですが、遂に神秘のヴェールを開く時がやってきました。

1回目の入厩で早々に挫石を負うなどイマイチ順調に欠けてきたナショナルアンセムでしたが、2回目の入厩では僅か1週間でゲート試験を突破し、そのまま出走まで驚くほど順調に進んでいます。この間、坂路とウッドで追切をおこなっていますが、仕舞いを伸ばす内容ながら見所のある時計が出ています。2/19には美南Wで最終追切が実施され、軽めの内容ですが、54.6-40.5-12.5(位置3,馬なり)を計時しています。

ここまでの調整過程を見て、恐らく矢野師もある程度の自信を深めているものと想像され、初戦から鞍上にデムーロ騎手を確保して貰えました。急遽出走を決めたことで、先週時点では鞍上が未確定とのことでしたが、最終的に除外となった馬が予約していた鞍上の中から、首尾よく上位騎手を確保することに成功した模様です。

既走馬たちを相手に何処まで競えるのか不安も大きいですが、先々への光明が見えるレースを期待したいと思います。

4.ルヴァンヴェール

2/16の東京2R・未勝利(ダート1200)に出走して見事に勝ち上がってくれました。レース後もソエが出かかっているものの脚元に大きな問題は無いとのことで、このまま様子を見ながら「可能ならば続線する」と言う方針が示されました。問題が無ければ中山2週目を目標にするとのことで、番組はダートの1200になるものと思われます。

5.ローラコースター

クーデンビーチの2018の馬名は「ローラーコースター」に決定しました。違和感のない名前が授けられて良かったと思っています。ちなみに、第2候補の「カザナミ」は自分が応募した名前でした。(残念至極..。😢)

引き続き社台Fにて育成が続けられており、週2回の坂路入りが行われています。3Fを18-17-16秒のペース乗られていますが、1本/日のペースから上がっておらず、他馬が2本/日に進んでいることと比べると見劣りのするメニューです。メニューが控えられている原因は体力不足とのことなので、少なくとも早期のデビューの線は無さそうです。また一方で、メニューが抑え気味の影響なのか、馬体重が484Kgまで増加しています。この感じですと、半姉サザナミとは随分と違った体格に成長しそうです。

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