GF出資馬の近況 2021/8/19

1.ルヴァンヴェール

8/15、新潟8R・1勝クラス(ダート1200)に出走。去勢手術を経ての復帰戦となりましたが、いま一つ去勢の効果は感じられず、8着となりました。

竹内師のコメントによれば「レース後の脚もとや馬体に問題はありません。次走までの間隔が必要なので、本日ケイツーSへ短期放牧に出しました。」とのことで、毎度の外厩との往復コースへ戻されています。

次走は東京開催のダート1300に向かうとのことですが、同じことを繰り返すだけで、本厩舎の工夫の無さには最早言葉がありません..。何かしらの結果が出ているならまだしも、この状況で如何してそこまで自らの方針に自信が持てるのか全くの謎です。

2.ローズボウル

夏場を北海道の社台ファームでリフレッシュしたローズボウルですが、満を持して移動の声が掛かりました。社台ファームでは週3回の坂路入りを行い、13-15ペースまで進められており、抑えきれない程の手ごたえを見せていたとのこと。

8/18、北海道を出発して現在は山元TCでワンクッションを入れています。輸送熱も無く、体調に問題は無いとのことで、8/21に美浦TC帰厩する予定です。

復帰戦は中山のダート2400を目標にするとのこと。参考までに昨年の同番組を調べて見ると、11頭立ての小頭数で相手関係は明らかに甘いものでした。今年も同様のメンバレベルとなって、さらに2400Mを-3Kgの斤量差で出走すれば、古馬に対しては圧倒的有利となることは疑いありません。

3.アレグロモデラート

ゲート試験に合格した後、在厩で能力の把握が行われて来ましたが、8/13、ノーザンファーム天栄に移動してデビューに向けての調整が開始されています。

牧場スタッフのコメントによれば「飼い葉も完食しますし、気性も素直で騎乗者からの評価も高い1頭です。」とのことで、期待感は日増しに高まりつつあります。

4.スズナミ

1回札幌でデビューした後、社台ファームで調整が行われています。当初の予定では2回札幌で2戦目を行うことが考えられていましたが、馬体の成長が十分に進まず目標が11月の福島開催に変更されています。

現在の運動メニューは週3回坂路入りして、内1回は2本登坂がされています。ペースは15秒ペースまで上がってきています。馬体重は423Kgで、未だ十分とは言えませんが、それでの乗り込みながら体重は増えて来ています。予定が3ヶ月延びましたので、ここまで来たらジックリと体を鍛えて欲しいと思います。

5.ヴァロンダンス

ゲート試験に合格した後、ノーザンファーム天栄に移動してデビューに向けての体力作りが進められています。現在の運動メニューは週3回の坂路入りを行い、14-13ペースで乗られています。

デビュー戦は中山開催を予定しているとのことでしたので、そろそろ帰厩するタイミングになる筈です。牧場スタッフのコメントによれば「調教の走りも素軽く、芝競馬にも対応出来るスピードがありそうです。」とのことで、芝でのデビューが期待されます。

6.ダイヤモンドフジ

栗東TCに帰厩して、デビューを視野に入れた調整に移行しています。8/18、栗東坂で追い切りを実施して、55.8-40.1-26.3-13.3(一杯に追う)を計時しています。

一杯に追っての時計としては平凡な時計になりましたが、帰厩後1本目であったことと、馬場が不良状態であったことは割り引いて良いかもしれません。ちなみに、前回在厩時の坂路の時計は54.9の上り12.5でした。来週以降はコース追いを交えて仕上げて行く予定とのこと。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする