GF出資馬の近況 2021/7/16

1.ルヴァンヴェール

去勢手術の実施後、ケイツーステーブルにて調整が続けられています。現在は周回コースでキャンターと1日置きに坂路を20秒ペースで乗られています。運動メニューとしてはまだ軽目の印象を受けますが、竹内師からは新潟開催での出走に向けて来週帰厩する方針が示されています。

竹内師のコメントによれば「去勢から約2ヶ月経過し、ここまで順調にペースアップ出来ています。3回新潟の復帰を目指し、来週帰厩させます。」とのこと。新潟での出走となると、ダート1200の一択なので、条件的な工夫は無さそうです..。

2.ローズボウル

引き続き、社台ファームに戻って夏場をリフレッシュに充てています。右前球節の疲労についてはトレッドミルで強目の負荷を掛けても異常は見られないとのことで、問題の解消が確認されています。今週からは周回コースのキャンターを開始し、来週からは坂路入りを実施する予定とのこと。現在の馬体重は522Kgで、休んだことで相当緩んでいる模様です。ある程度は成長分であれば良いのですが。

3.アレグロモデラート

ノーザンF空港にて育成が継続されています。6月中旬に歩様を気にするところが見られたことで、ペースを落として様子見が行われてきましたが、現在は乗り運動が再開されています。最新の運動メニューは坂路に週5回入り、15-17ペースで乗られています。ペース的にはまだ軽目の印象ですが、今後は状態を見ながら元のペースに戻して行くとのこと。なんとか、秋競馬でのデビューが果たされば良いのですが、なかなかペースが上がってこない所は心配です。

4.スズナミ

デビュー戦の後、社台ファームに戻って体力の回復が図られています。馬体の方は徐々に回復をしてきており、現在は週3回ずつ坂路と周回コースの運動を実施中とのこと。

牧場スタッフのコメントのよれば「う少し馬体をフックラさせつつ、順調に乗り込めれば、札幌開催の後半ぐらいに出走出来るかもしれません。」とのこと。前走の状況を見ると、札幌後半での復帰は難しい印象でしたが、折角北海道に滞在していますので、フラットな札幌でもう1戦出来れば理想的です。

そして何より、馬体重が410Kgまで戻って来たことは朗報です。デビュー戦の馬体重は明らかに痩せ過ぎで、コンディションが良かったとは思えません。次走は良い状態でレースを試して欲しいところです。

5.ヴァロンダンス

ゲート試験に合格した後、ノーザンファーム天栄に戻ってリフレッシュが図られています。現在は馬場入りが再開されており、坂路を週3回、15-15のペースで乗られています。

過度に緩めることなく、運動が継続されているところからは、復帰への時間は要しない気もしますが、現在の馬体重は421Kgとのことで、まだ在厩時の体重まで戻り切っていません。

6.ダイヤモンドフジ

栗東TCにてゲート試験に向けての練習が続けられてきましたが、7/14、これを受験して一発合格を果たしています。半姉がゲートで相当苦労したことから、宮本師としては慎重に進めて来た雰囲気でしたが、スムーズにクリア出来たことは朗報でした。姉と比較して気性面は落ち着いているのかもしれません。

ゲート試験合格後も脚元に問題は無いとのことで、週末に15-15を乗ってみた状態で、在厩のまま進めるか、一旦放牧に出すかの判断をする様です。

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