5/15新潟3R:ローラーコースターは競馬にならず14着

5/15、ローラーコースターは新潟3R・未勝利(芝2000牝)に出走しましたが、内容に乏しい競馬で14着に終わりました。

調教の時計からみても仕上がり状態に疑問を感じる出走でしたが、予想通り内容の無い競馬で、勝馬から3.5秒の差を付けられての大敗を喫してしまいました。本レースの結果を以て、同馬の引退がクラブより発表されています。

現在の状況を見る限り、ローラーコースターが未勝利戦を勝ち上がる能力に乏しいことは否定できません。本馬に出資を決定したプロセスに付いては別途検証を行って、「今後の出資馬選定に活かさなければならない」と考えています。

一方で、本馬がここに至った過程には全く納得の出来ないものがあります。本馬のマネージメントに関しては、本ブログでも何度か伊藤大士厩舎とクラブの不誠実な対応に不満を述べてきましたが、ここに至ってその理由が明らかになった様に思います。

それは、レース直後に間髪入れず中央引退が発表されたことから、既に本馬の能力は見限られており、引退が既定路線として確定していたことを示しています。それが厩舎とクラブのやる気の無い対応に表れていたと考えれば、色々と辻褄が合ってきます。

振り返れば、新馬戦の芝1800で8着に終わりながらも上りは3位の時計を出しており、未勝利勝ちは十分に期待できる内容でした。実際、レース後の師のコメントもポジティブな内容でした。

それが一変したのが山元にリフレッシュに出されたあとのコメントで、「今週から調教再開の予定でしたが、騎乗運動時のダクで右肩の出が悪く、獣医に触診とレントゲンを依頼しました。レントゲンで異常は見られませんでしたが、右前膝上の橈骨に触診で反応があります。」と示される頓挫が発生しています。

恐らくこの頓挫が致命的な状態で、師もクラブも本馬を見限ったものと想像します。そして、もしこれが正解であれば、その様な状況を一片も出資者に報告しないクラブと厩舎の姿勢は強く非難されるべきと考えます。

極端な話、本馬の頓挫がレース時の故障であったのならば、3ヶ月休養の保険金の対象になるはずで、「出資者の利益を図る」と言うクラブの果たすべき義務を履行していないことになります。

ここで記した内容は全ては憶測であって、真実は闇の中ですが、少なくとも間違いのないのは伊藤大士厩舎の真摯さに欠けるマネージメントです。顧客から競走馬を預かった以上、最善を尽くすことが厩舎のあるべき姿と考えますが、明らかにそれに欠ける対応であったと考えています。

結局の所、一口馬主クラブの出資者が出来る唯一のことは出資可否の判断だけであり、そう言う意味で、伊藤大士厩舎は個人的なNG厩舎として、今後の出資対象から外すことに決めました。

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