GF出資馬の近況 2021/10/14

1.ルヴァンヴェール

10/16の東京・1勝クラス(ダート1300)への出走が確定しました。鞍上は新馬戦でも騎乗された武藤Jが務められます。10/10、美南坂にて最終追い切りが行われ、52.7-37.9-25.2-13.2(一杯に追う)を計時しています。

竹内師のコメントに依れば「走り、息遣い共に先週よりも良くなっており良い状態に仕上がっています。」と評価されている様ですが、本馬の問題点は「一杯に追って上りが13秒台止まり」であることに尽きると思います。最後まで集中して走れないのか、力が尽きてしまうのか、何れにしてもこの部分が改善されないと、毎度の凡走を繰り返す懸念を感じます。

2.ローズボウル

10/17、新潟・1勝クラス(ダート2500)への出走が確定しています。鞍上は引き続き武藤Jが務められます。10/13、美南Wで最終追い切りを実施して、70.0-53.8-38.9-12.2(G前仕掛け)を計時しています。ラスト1Fをシッカリ伸びており、変わらぬ好調さを感じさせます。

レースレベルを考慮して非根幹距離の新潟のダート2500を選択した結果、相手関係はかなり楽になっています。対抗馬は前走で先着を許したヤマノマタカになりますが、前走はメチャ強いダノンラスターに勝負に行った結果の3着であって、ヤマノマタカとのマッチレースであれば後れをとる要素は無いと考えています。

3.アレグロモデラート

10/31のデビュー戦に向けて、美浦TCでジックリと調整を続けています。10/13、美南Wで追い切りを実施して、87.1-70.2-54.8-39.6-12.0(馬なり)の時計でした。

ここまでの追い切りで好タイムを連発して来たアレグロモデラートとしては物足りない印象の時計です。武井師のコメントに依れば「前半からかなり行きたがり、ペース自体はコントロール出来たものの、きちんとハミを受けられずロスの大きい走りとなりました。併走馬はジョッキー騎乗で一杯だったとはいえ、先週楽に先着した相手なので道中のロスが影響したと思われます。」とのこと。

本馬に気性的な問題が指摘されたのは初めてと思うのですが、今週の追い切りはペースが遅すぎたことが原因ではないかと思います。先週の入りのラップが16.0-14.7に対し、今週のラップは16.9-15.4ですから、流石に遅すぎて掛かってしまったのでは無いでしょうか?敢えてペースを落として折り合いを確認したかった可能性も感じますが、もう少し強い調教相手を選んで欲しい気もします。

4.スズナミ

10/10、東京・未勝利(芝1400)に出走して7着でした。レース後も脚元に問題は無く、飼葉を食べられているとのことから、中1週で新潟の芝1800に向かう方針が示されました。馬格の小さい本馬ですので、先ずは「続戦が出来る」と言うことを、最大評価したいと思います。

また、1800Mへの距離延長については、軽量の本馬にとっては本質的に有利に働くと考えています。但し、新潟・芝1800の外回りコースは末脚のキレが求められる舞台であり、本馬には合わない可能性も感じます。

5.ヴァロンダンス

10/2の新馬戦で好走を見せた本馬ですが、現在、ノーザンF天栄にてリフレッシュが図られています。牧場スタッフのコメントによれば「入場時はレースの疲れが歩様に見られましたが、現在は回復しています。13日から騎乗調教を開始し、周回コース3,000㍍をハッキングで行っています。天栄到着後は食欲も戻っていますので、ここから調教ペースを上げていきます。」とのことで、放牧は短期に収めて復帰戦に臨んで欲しいと覆います。

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