スズナミとサザナミ

早くも4月入厩の声が掛かった2歳馬スズナミですが、今週の情報更新にて久々に駐立写真が公開されています。

周知の通り、スズナミはクラブの功労馬サザナミの初仔になります。フェデリコテシオの血統理論によれば優先祖先は母系の4代父Green Desertであり、これを信じるならばスズナミは母系の特徴を引き継いだ産駒であり、適性は芝の短距離と言うことになります。

これを背景として、今回の駐立写真を見ていたのですが、スズナミは一見して母サザナミに良く似ている様に思えます。そこで、確認のためサザナミの2歳4月時の写真を探し出して並べて見ました。

こうして見ると「間違いなく似ている」と言うか、もはや「瓜二つ」とも言えるレベル。そこで、この2つの画像を一切の加工無しでオーバーレイしてみたところ、ビックリな結果になりました。

後肢の着き位置こそ微妙に異なりますが、「肩角度・胴伸び・首長・脚長・トモの形・脛の太さ・飛節の角度・繋ぎの角度」など、馬体の構成要素が総じて一致していることが判ります。母仔とは言え、ここまで似て出るとは想像外でした。🤪

馬格の小さいところまで似てしまったことは残念ではありますが、母の特徴をシッカリと継承してくれるのであれば、それも喜んで許容できる話です。ちなみに、サザナミの2歳4月末の馬体重が414Kgに対して、スズナミの3月の体重は432Kgですから、少なくとも牡馬の分だけ一回り大きい印象です。母の特徴であったキレる末脚の再現を期待しつつ、今後の成長を楽しみにしたいと思います。

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