12/8大井4R:ラストヴィグラスは強い競馬で2勝目

12/8、ハッピーオーナーズクラブにて共有するラストヴィグラスが大井4R・2歳100万下(ダート1200)に出走しました。

門別競馬の終了を待たず、ライバルが移動する前に大井・鈴木啓之厩舎に移籍をしていたラストヴィグラスですが、移籍後3走目にして強い競馬を展開して見事に勝利を手繰り寄せてくれました。

レースは五分のスタートから鞍上が気合をつけて先行し、2番手のポジションを確保。逃げ馬を睨みながら砂の被らない位置で競馬を進め、直線で追い出されると、前を競り落とし、差してきた1人気馬には譲ることなく、見事に勝ち切ってくれました。先行しながらも上り3位の脚が使えており、強い内容の競馬だったと思います。

何とも強いときと弱いときの落差の大きな本馬ですが、「前に被されると競馬を止めようとする気性」に対し、連続騎乗となる吉井騎手も癖を掴んでくれたのか、早々にポジションを確保する上手い競馬を見せてくれました。また、今回から着用したブリンカーも効果があった様に思います。

地方競馬のレース体系については今一つ理解が出来ていないのですが、「大井競馬は賞金が高い」と言われる通りなのか、本レースの優勝賞金は260万円と高額でした。これで、門別で勝利したときの賞金50万円と加算して1着賞金が310万円となりました。これは、中央競馬の(特指)レースに地方所属馬が出走するための「3歳馬で300万円超」の条件を満たしており、クラブの目標である「地方から中央への挑戦」のハードルをクリアしたことになるかと思います。

..とはいえ、現状で中央の1勝クラスに出走しても全く話になりませんから、当面は大井の特別戦で3歳B3クラスに昇格する為の賞金500万円を溜めることが先決でしょう。鈴木師のコメントからも「馬体的にも気性的もまだまだ子供ですから、これからもっと良くなってくると思います。」とのことなので、ここはガッツリと鍛えて行って欲しいと思います。

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