スウェプトオーバーボード死去

レッドファルクスがスプリンターズSを連覇し、晴れてGⅠ馬の父となったスウェプトオーバーボードでしたが、11/1、繋養先のブリーダーズスタリオンにて急逝したとのニュースが流れています。両前脚に蹄葉炎を発症し、症状の改善が見られないことから安楽死処置に至ったとのこと。既に20歳ではありましたが、非サンデー系種牡馬として価値も高まった所で、残念なことになってしまいました。

2017年の種付けシーズンは、77頭の種付けを行っており、来年生まれる子供たちがラストクロップとなります。グリーンファーム愛馬会の所属馬としては、本年度募集されているラヴアズギフトの16がスウェプトオーバーボード産駒で、父譲りの芦毛の馬体をしています。少し臆病な面があるとの話もありますが、体型を見ると芝の短距離に適性がありそうですので、期待通りの快速馬に育ってくれることを願っています。
ちなみに、今年生まれたラヴアズギフトの仔もスウェプトオーバーボード産駒で、2年続けて同じ種牡馬が配合されています。なお、この仔も牝馬ですが、毛色は芦毛ではなくて鹿毛の様です。

その他のグリーンファーム縁の仔馬としては、サヴァーレの4番仔で、愛馬ヴァベーネの半弟にあたる当歳馬も、スウェプトオーバーボード産駒で、鹿毛の牡馬になります。サヴァーレは昨年の繁殖馬セール(この仔がお腹にいた時)に掛けられましたが、主取りに終わっています。従って、無事に生まれた現在は社台・白老ファームで育成されているものと思いますので、来年度のグリーンファーム募集馬となる可能性も残っています。(個人的には是非お願いしたい。)
ちなみに、サヴァーレは今年の繁殖馬セールで売却されてしまいましたので、今後産駒がグリーンファームから募集される可能性はまずありません。

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