GF出資馬の近況 2021/10/27

1.アレグロモデラート

10/31の東京・新馬戦(芝1800)への出走を目標に、美浦TCで調整を続けています。鞍上は当初からの予定通り松山弘平Jに依頼されます。

10/27、美南Wで最終追い切りが実施され、70.7-54.2-38.8-24.8-12.0(位置6,馬なり)の時計でした。先週、シッカリと追われていることで、今週は折り合いを確認しつつ、終いを伸ばす内容だった模様です。

武井師のコメントに依れば「前々回と違い、今日は道中の折り合いも全く問題なく、適度な前進気勢があってリズム良く軽快に走れています。直線では、残り1ハロンまで相手が追い付くのを待ってから、軽く合図を出すと反応良く脚を伸ばし、とても良い動きが出来ていました。乗り手からも、余力充分で仕掛ければ弾けそうな手応えだったそうです。」とのことで、なかなかの自信の程が伺えます。

注目の相手関係については現時点で想定が8~10頭。直接対決が予想されていた素質馬、ダノンギャラクシーとカーペンタリアの2頭は何れも回避の見通しです。回避の理由は恐らくルメールJの確保の都合と思われますが、注目すべきはノーザン生産の2頭が譲って、岡田スタッド生産のティズグロリアスが残った点でしょう。当初は最も可能性の低かったティズグロリアスが残った背景として、ノーザンFがアレグロモデラートを含めて育成馬の競合を避けた可能性は否定できません。そう考えれば、「本馬のノーザンFの評価は高い」と言えるのかもしれません。

2.スズナミ

先週、新潟・芝1800に出走して中距離適性を示した本馬ですが、「レース後も歩様と馬体に大きな疲れは見られない」とのことで、続戦の方針が示されました。何も考えず、体重だけ見て放牧に出す厩舎も多い中で、シッカリと馬を見て方針を立案する林師のマネージメントは大変好感が出来ると思っています。

次走は「東京か福島のマイル以上」との方針が示されており、馬格が小さい分だけ小回りの利く本馬としては、小回り4ターンの福島・芝1800に適性があるのではと思います。前走で芝1800ならば先行可能なことを示しましたので、前目に付けて粘る競馬を試して欲しい気がします。

3.ローズボウル

在厩で様子を見られてきましたが、前々週の競馬からの回復が進まず、最終的に山元TCに放牧に出ることが決まりました。10/26には既に出発を終えているとのこと。山元TCでは、先ずは疲労回復を最優先とし、その上で復帰スケジュールを検討する方針が示されています。なんとか、3歳の間にもう1走して、1勝クラスは突破してしまいたいところですが、ちょっと適鞍が無いかもしれません。

4.ルヴァンヴェール

先週の連戦予定は投票しましたが除外。改めて今週の東京・芝1400に投票を予定しています。但し、ここも除外含みで、出走は確定していない状況です。むしろ、東京・ダート1600ならば出走は確定できると思うのですが、保守的な(と言うか工夫の無い)竹内師に冒険は望めないでしょう。

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