17年度出資馬検討中(方針決定)

グリーンファーム愛馬会の17年度募集については、2頭の出資を予定しています。そして、その会員優先期間は9/11必着となっており、そろそろ方針を決めないと優先期間に間に合わなくなってしまいます。…と言うところで、今年の出資計画なのですが、結論から先に言うと、会員優先期間での応募は見送ることに決めました。グリーンファーム愛馬会のセールスポイントの1つは募集馬が簡単に満口にならないことであり、入厩ギリギリまで出資を待てることにあります。如何に素晴らしい仔馬であっても、入厩までの1年間にどんなトラブルが待っているかは誰にも分らない訳であり、そのリスクを限界までヘッジできる「様子見」こそ、アウトレットと揶揄されるグリーンファーム愛馬会で当たりを見極める有力な手段になる筈です。😓

そこで今考えるべきことは「優先期間に満口になるのはどの馬か?」、そして「満口候補馬に出資をするかしないか?」、と言う2点に集約されることになります。

1.優先期間に満口になりそうな馬

ここで17年度募集馬の中から会員優先期間で早々に満口になる馬はどの馬なのか考えてみます。例年、グリーンファーム愛馬会募集馬で、優先期間に満口となる馬の数は2~4頭程度になります。そこで、注目度の高い方から5頭程度までを満口候補と考えることにします。では、実際にどの馬がより注目されているのでしょうか?その解を見つけるために、ここではYouTubeの再生回数に着目することとし、より再生回数がより多い募集馬がより注目度が高い馬と考えることにします。以下、現時点でのYouTubeの再生回数上位を示します。

順位 募集馬名 再生回数
 ジュエルオブナイルの16  891
 アースリヴィングの16  752
 クィーンプマンテの16  742
 アースサウンドの16  672
 アドマイヤヒラリーの16  619

個人的にはアースサウンドの16の順位が予想よりも低かったことと、アドマイヤヒラリーの16の順位が想像以上に高かったのが意外でした。

2.満口候補馬に出資するかしないか

次に、表中の1~5番の馬を満口候補馬と考えたときに、その馬に出資するか否かを考えます。

まず、1位のジュエルオブナイルの16ですが、ノヴェリストの種牡馬能力が不明だとか、短距離向きの体形にみえるとか、確かに気になる指摘事項はあるのですが、全ては「ゴールドケープが走った」と言う事実の前には霞んでしまいます。恐らくこの仔が人気最上位で間違いないと思いますし、満口必至と思われます。では、自分が先行応募するかと言うと、原則的に関東入厩馬から選ぶことに決めていることから、先行応募は見送ることにします。今年に限っては予定の2頭中1頭は関西馬に出資しても良いかと考えているのですが、その場合はギリギリまで様子見をした上での判断とする予定です。

2位はアースリヴィングの16でした。この順位は自分の想像よりも高かったです。昨年募集のシネマソングスは入厩ギリギリまで満口になりませんでしたので、この馬も満口にならず、残口☆☆位で残る様な気がします。なお、預託厩舎が個人的にNG判定のため、自分の出資候補にはなりません。

3位は小差でクィーンスプマンテの16。むしろこちらの方が満口になる可能性は高いと見ます。しかし、如何せん現状の馬格が小さいため、そこが嫌われると残口☆~☆☆位で残る様な気がします。では、この仔に自分が出資するか否かですが、馬体の成長が確認できたならば出資を考えますが、「現時点では出資は見送らざるを得ない」と言う見解です。11月末まで残口があり、その時点でデビュー時予想体重が450Kgを超える様であれば是非出資したいと思います。満口にならずに売れ残って欲しいと言うのが本音ですが、もし先行期間で満口になってしまうのであれば、それはそれで仕方が無いと諦めることとします。

4位はアースサウンドの16。てっきりこの仔が人気2位だと思ったのですが、ちょっと意外でした。只、満口になる可能性はクィーンスプマンテよりも高い様な気がします。只、自分が出資するか如何か考えたとき、短距離ダート適性であることが否定できないことが出来ないため、先行出資の対象にはならないと結論しました。入厩のギリギリまで様子を見られるのならば、話は変わってくるのですが、その可能性は極めて低く、現時点では諦める方向です。

5位はビックリのアドマイヤヒラリーの16でした。この仔は先のインプレッション記事でも高評価した様に、極めて出資決定に近い馬でした。しかし、問題は関西入厩予定だったこと。関西馬を先行応募することは出来ないため、現段階では見送りとします。ただし、父トーセンホマレボシから考えても、この仔が会員先行期間中に満口になることは考え難く、慌てなくても最終的に様子見は可能と見ています。

以上、順位1~5位の各馬について「先行応募はしない」と判断したことから、今年の先行応募期間での応募は見送ることに決定しました。

3.現在の出資候補順位

最後に、先行応募を見送った現時点での出資候補場の順位を記しておきます。

1.クィーンスプマンテの16
先行応募期間でもし満口になっていなければ、成長具合をギリギリまで様子見して出資します。

2.サクラサクⅡの16
クィーンスプマンテの16が満口になった場合の代理候補。馬格は決定的に小さいですが、この仔の場合は価格相応と見て、その点は妥協します。..とは言え、入厩前に430Kgは確保したいので、可能な限り様子見したい1頭。

3.アドマイヤヒラリーの16
現状では総合的に一番良く見える仔なので、有力候補であることは間違いありません。但し、関西から2頭選ぶことは出来ないので、サクラサクⅡの16に出資するならこちらは見送りになります。

4.シルヴァーカップの16
現状では馬格が小さいので、11月末の大きさを見極めて判断したい1頭。460Kg台が見える所まで成長していれば良いのですが、今のレベルでは出資は見送りです。

5.ラクリモーサの16
血統的に惹かれる所がないのですが、馬体はなかなか格好の良い馬です。トモよりも胸前の方が発達している様に見えますが、短い背中と首の太さは自分の好みです。馴致を経て、牧場から高評価が聞こえてきそうな仔馬です。関東馬が少ないこともあり、候補に加えておきます。

6.ラヴアスギフトの16
こちらも関西馬ですが、サクラサクⅡの16の成長が芳しくなく、アドマイヤヒラリーの16がとん挫した場合などは候補として浮上します。腰高の分だけ背中が長く見えるのがイマイチですが、まだまだ成長すると変わってくると思います。2号族と言うのが個人的に好みで評価が高いところです。

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