6/14、函館4R・未勝利(芝1800)に愛馬レディオンステージが出走しました。前走後、早々に北海道に移動して函館開催に向けて調整を進めていた本馬でしたが、結果は6着と期待通りにはなりませんでした。
レース前の想定では得意のスタートを決めて先行有利な小回りコースを逃げるものと考えていました。しかし二の脚が伸びず、1角の侵入はまさかの10番手。2角の出口では7番手まで上がりましたが、バックストレートではポジションを上げることが出来ません。一見して鞍上が押しても進んでいかない様に見えました。
3角~4角も6~7番手で回り、直線では後方から来た馬に差されるも、逆に先行馬を交わして最終着順は6着のままとなりました。
デビュー以来、1~2番手からの競馬しかしてこなかった本馬が「初めて揉まれる競馬になったことで、走る気を失くした」と言うのが直接的な敗因であると思いますが、真因はもう一つ判りません。
ポイントは「なぜ先行できなかったか?」ですが、これには「久々の競馬でボケた」「スタートが決まらず前に入られた」「洋芝に対する適性不足」などが考えられますが、最も可能性が高いのは「序盤のペースが本馬には速すぎた」ことの様に思われます。
今回の1000Mの通過時計が58.6で、これは同日の2勝クラス特別戦よりも早いペースです。一方で、レディオンステージの過去最速が2走目でマイルを走った時の58.9で、この時も5着に敗れていますから、本質的に早い時計の決着は本馬には合わないものと思います。
権利が取れなかったことで次走の目標は不明ですが、西園師からは「引き続き厩舎で在厩のまま調整し、想定を見ながら投票していきたいと思います」のコメントが出されており、このまま函館に滞在して出られるレースを待つものと思います。
一応、昨年の状況を確認すると連闘している馬もいますので、間1週ならば権利は無くても出走は可能と思われます。流石に美味しいレースは選べませんが、馬格のあるレディオンステージならば数はこなせる筈なので、使いながら展開が嵌るレースを待つのが良いと思います。