12/16、中京4R・未勝利（芝2000）に愛馬ソウルアンドジャズが出走しました。前走を出走直前に挫石により回避し、３ヶ月振りのレースとなりましたが、理想の展開と強気の騎乗から、見事な勝ち上がりを決めてくれました。
まず、馬体重は+10kg増加して498kg。パドックを周回する姿に太目感は無く、純粋に成長分と考えて良さそうです。ゲート入りもスムーズで、スタートも過去一番の内容。鞍上が押し出すと二の脚もつき、逃げ馬を行かせて２番手の好ポジションを確保します。
ここからは終始逃げ馬を後ろから突っついて息を入れる余裕を与えず、1000Mを60.7の緩まない流れを作ります。ここでポイントはこの日の馬場が重馬場であったこと。それを考慮すれば十分に流れる展開であったと考えて良いでしょう。
３角を回る辺りから加速を開始し、４角出口でも２番手。直線坂で後続を一気に突き放すと、ラスト200で逃げ馬を追い落してそのままゴール板を駆け抜けました。追い込んで来た２着馬との着差は0.2秒ですが、最後は流す余裕を見せており、更なる上積みが見込めそうです。
ちなみに、Target-JV補正タイムは「105」で水準よりも0.5秒速いですし、時計で見ても2.00.7は良馬場の１勝クラスの時計と遜色ありません。重馬場巧者の可能性は残りますが、時計の裏付けがあることから、昇級戦でも十分に戦えると思います。また、過去２走は幼い面が表に現れていましたが、ここに来て気性的にも成長が見られたかもしれません。
レース後の武井師のコメントに依れば「今日はレースがある程度流れてくれたので、体力の差を見せつける展開となりました。」とのこと。もっとも、流れるペースを作ったのは外ならぬソウルアンドジャズ自身だと思うので、単に運が良かったと言うことでは無いと思います。
また、今後の予定については「現状は大きな馬場で距離があった方が能力を発揮出来そうです。」のコメントがあり、思わず春の大舞台まで想像してしまう内容です。次走について具体的な情報はありませんが、ゆりかもめ賞（東京・芝2400）を目標にするものと予想します。