YGG出資馬の近況 2023/11/8

YGG出資馬の近況 2023/11/8:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、リリーズブルーム、リナリア、クリスタライズ


1.ラインオブフェイト

鼻出血の発症に因り石井ファームにて放牧を続けて来ましたが、漸く運動が開始できるとの判断から、セグチレーシングSに移動をしています。牧場スタッフのコメントによれば「体がかなりパツパツになってしまっていて、今はそれをほぐすのを主にしているのでまだ軽めのところでやっています。」とのこと。復帰にはまだ時間が掛かりそうです。

2.ドライスタウト

武蔵野Sへの出走に向けて、栗東TCにて調整が続けられています。11/8、栗東坂で横山武史Jを背に最終追い切りを実施して、53.7-39.5-25.5-12.4(馬なり余力)を計時しました。最終追い切りとしては予定よりも時計が出てしまった様ですが、反応の良かったことの裏返しでもある様です。横山武史Jからは「パワーがあるのはもちろんなんですけど、思った以上に乗りやすかったですね。」の好印象のコメントがされています。

また牧浦師からはレース後の状態次第でチャンピオンCへの出走も視野に入れる旨のコメントが出されています。これまで、1600が限界としてきた牧浦師から1800への挑戦が示唆されたことはかなりの意外なのですが、それだけ今の状態が良いと言うことだと思います。

3.トレブランシュ

森本Sにて放牧が続けられています。この中間も順調に乗り込まれており、坂路18-15も開始されました。さらに、馬体重も456kgまで増加しています。このまま成長を促して、440kg台で競馬に臨めれば理想的です。

なお、順調に乗り込みが進んでいる一方で、稲垣師からは復帰戦を年内の中京から年明けの東京までシフトする方針が示されています。その判断事由は6カ月の見舞金を取得するためですが、年明けの中山開催で使わない理由は「1200では短い」と「左回りが得意」の2つであると考えられます。

4.レーヌドゥール

きおりSにて放牧が続けられて来ましたが、今週末に笠松競馬・笹野厩舎に入厩することが決まりました。先週の段階で馬体重が502kgまで増加していることから、中央時代とは一変したフォルムで再出発をすることが出来そうです。恐らくは使いながら絞って行くと思いますので、11/21の笠松開催から復帰できると思います。

5.リリーズブルーム

前走後も脚元に問題は見らないことから、栗東TCに在厩のまま続戦が予定されています。11/8、栗東坂で追い切りを実施して60.3-44.1-28.2-13.6を計時しました。競馬を使って間の無いことから、内容は軽目に抑えられており、牧浦師からは今週の1400牝馬限定は見送って来週にスライドする方針が示されています。来週になると牡牝混合になってしまいますが、この時期は無理に使うよりは体制を優先して欲しいので、この判断はウエルカムです。

6.リナリア

11/25の東京ダート1400にてデビュー戦を予定しており、美浦TCで調整が続けられています。一方で、伊坂師よりこの中間で左前球節がモヤっとするとの報告があり、この中間は運動を休止しています。レントゲン検査では骨折などの初見は見られないことから、炎症を抑える投薬をしつつ、今週の追い切りは見送るとのこと。

追い切りが見送られるのは心配ではありますが、乗り運動自体は休止しないとのことで、予定そのものには影響はありません。今週を休んでも本番までに2本追えますので、それで十分と言う判断の様です。

7.クリスタライズ

11/9の笠松2R・マッスル特別(2歳1b、ダート1400)への出走が確定しています。11/7には直前追切を実施して、軽目の予定が破格の好タイムを記録してしまったとのこと。少々、制御しきれていない感もありますが、状態の良いことは間違いないでしょう。

相手関係は前走と大差の無いことから、ここも普通に大勝しなければいけないレースです。只、前走の様に気持ち良く行かせてくれるかは疑問の残るところで、最も嫌なのは自滅覚悟でハイペースで競り掛けられる展開です。「マイペース以上の速いペースには控える競馬」を覚えることが出来れば、今後の飛躍に繋がりますので、結果と併せて内容のある競馬を期待したいと思います。

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