DMM出資馬の近況 2023/7/8

DMM出資馬の近況 2023/7/8:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター、ウアラネージュ2022


1.グランベルナデット

山元TCにて放牧を続けています。現在の運動メニューは坂路2本を15-15で登坂する感じで乗られています。牧場スタッフのコメントに依れば、乗り込みながら緩さも解消されつつあるとのことで、テンションが急に上がることも無くなって来たとのこと。目標の紫苑Sまではまだ2ヶ月ありますから、当面はこの調子で乗り込んで、1ヶ月を目途に帰厩する予定とのこと。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧を続けています。現在の運動メニューはダート坂路を14-14ペースで乗られており、少しずつ体力が付いてきた印象とのこと。川田Jからも踏ん張る力の不足を指摘されていることもあり、先ずは筋力アップが本馬の課題になります。

牧場スタッフのコメントに依れば、ガツンと来るワケではないが、リズムよく走れてタイムも出ているとのこと。「今年中に最低でももう1つ勝たせないといけない」とのコメントもあり、先ずは3歳の間に2勝クラスに上がることが目標になりそうです。

3.ミスティックロア

前走で極端な入れ込みにも関わらず、能力だけで1勝クラスを突破して見せてくれた本馬ですが、チャンピオンヒルズに移動して状態確認が行われています。厩舎長のコメントに依れば、トレセンと違って外厩では大人しいとのことなので、本馬の気性的な課題は外厩に滞在しても解決せず、トレセン滞在と実践を経て精神的な成長を促すより無さそうです。

次走については明確なコメントは出ていませんが、レパードS(G3)への出走が視野に入っていることは疑いなく、そこで使えるか否かの判断はチャンピオンヒルズの厩舎長に任されている模様です。今の所は流動的な状況ですが「8月の新潟には行けそうな気がします」のコメントもあり、このまま順調ならばレパードSでオープン入りを目指すことになりそうです。

4.シンハナーダ

7/22の福島・新馬(芝1800)でのデビューを目標に在厩のまま調整が続けられています。育成過程では気性的に問題児とされてきた本馬ですが、トレセンに入ってからは馬が変わった様に優等生と化しています。

7/5には2週前の追い切りを美南Wで実施して、83.0-66.1-50.9-36.9-11.5(位置3,強めに追う)を計時しています。全体時計も上りの時計も優秀ですが、馬場の内目を通過してのものなので、全体時計については少し割り引いて見た方が良いかもしれません。

追い切りに跨ってくれた北村Jからは高い操縦性を評価するコメントを貰えており、やはり優等生化は間違い無さそうです。まだテンションが上がる状況にはないことから、あと2回追い切りをシッカリとこなして行ければ、十分仕上がって来ると思います。なお、鞍上にはMデムーロJが確保されています。

5.スマイルコレクター

北海道・社台Fにて育成が続けられています。気性面を考慮して、慣れている北海道で調整を十分行う方針であり、毛艶も良く、筋肉もシッカリと付いてきたとのこと。牧場スタッフからは「この1か月ですごく良くなりました。気性面を含めて以前との違いを見てほしいです。」のコメントがされており、現状への自信が伺えます。今後はお盆明けに山元TCへ移動して、10月の東京デビューを目指すことが予定されています。

6.ウアラネージュ2022

辻牧場で育成が続けられています。暴れることも無く、扱い易くなっている印象とのことで、牧場スタッフからも「気持ちに余裕が出て大人しくなってきていますので、あとは体がもう一回り大きくなるのを待っています。」のコメントがされています。最新の馬体重が知りたいところです。

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