5/20東京6R:グランデスフィーダは距離短縮が嵌って2着

5/20、東京6R・3歳1勝クラス(ダート1400)に愛馬グランデスフィーダが出走しました。1勝クラスに昇級して壁にぶつかった感のあった本馬でしたが、400Mの距離短縮が功を奏し、2着の結果を得ることが出来ました。

前走から約3ヶ月空けて臨む本走の馬体重は-10kg減って512kg。休み明けの2桁減には少し嫌な感じも受けましたが、直に見るのは初めての本馬のパドックには、大変落ち着いていて堂々とした印象を受けました。只、トモの周りは少し寂しい感じも受けましたので、ここからの上積みの余地はまだまだある様に思います。

また写真の様に、パドックの周回を開始した頃はメンコを着用していたのですが、途中から雨が上がって日差しが差し込む様になると、厩務員さんが直ぐにそれを外しており、気性面の対策からメンコを着用していた訳ではなさそうです。

パドックから松山Jが跨り、馬場入りした後も本馬の落ち着きは変わりません。時間を掛けて誘導場の後ろを歩かせたのち、スムーズに返し馬に入って行きました。

7番枠からの先入れスタートを無難に決め、鞍上が軽く追い出すと二の脚が付いて、逃げたワールズコライドの外側2番手の好位を楽に確保します。レースはそのまま後続を引き離す形で進み、ラスト3Fの地点では3番手に0.4秒の差を付けて、マッチレースの様相を呈します。

4角を回り、ラスト400Mで併せ馬の体勢に持ち込んだ時は、そのまま差し切れると思いましたが、そこからワールズコライドが伸び直します。ラスト200Mでは逆に本馬の脚色が鈍ってしまい、最終的に2.5馬身差を付けられての2着と言う結果になりました。

最後の脚色に失速感のあったことは事実ですが、これは勝馬の強い競馬に付き合った結果と考えて差し支えありません。逃げて最後は突き放して見せたワールズコライドの強さが格別であっただけで、グランデスフィーダの競馬も十分に強い内容であったと思います。
実際、本馬の走破時計1.23.7は8Rの4歳以上1勝クラス・ダート1400の勝ち時計よりも0.1秒速く、これならば次走から古馬混合戦に入っても、(斤量-1kgのハンデも含めて)優位に戦うことが出来る筈です。

このレースのポイントであった距離短縮に関しては、400Mの大幅短縮に関わらず、楽に先行ポジションを取れたことで、その適性の高さを確認することが出来ました。気性的な安定性からゲートに不安が無く、更に二の脚が速いと言う特徴は本馬の大きなストロングポイントと見なすことが出来ます。この武器を有効活用する意味でも距離は短い方が合っていると思います。

レース後の池江師からは「今日は相手が強かった。問題がなければ優先出走権があるうちに次のレースに向かいたい。」旨のコメントが出ています。また合わせて、「今後も同条件を中心に使って行く方針」も示されました。

SNSに流れる出資者の意見の中には「芝を使って欲しい」の意見が根強く見られますが、個人的には「勝てる条件が見つかった以上、先ずは目先の勝鞍を上げることに注力すべきと」考えています。「勝てる時に勝っておくこと」の重要性は常に揺らぐものではありません。

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