DMM出資馬の近況 2023/2/8

DMM出資馬の近況 2023/2/8:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、コレクターアイテム2021、シンハディーパ2021、ウアラネージュ2022


1.グランベルナデット

2/11のクイーンC(G3・東京・芝1600牝)への出走を目標に、美浦TCにて調整を続けています。2/8、美南Wで最終追い切りを実施して、86.2 69.4 52.6 36.8 23.2 11.4(位置6,馬なり)を計時しました。仕舞い重点のラップ構成ですが、23.2-11.4の速い上りは際立ちます。

過去走の内容から「持続力に秀でるタイプで末脚のキレはそれ程でもない」と見られている本馬ですが、これだけの上りが使えるならば、広い東京コースでの末脚勝負にも対応が出来る様に思えます。

大竹師も仕上がり状態には自信を持っている様なので、ここは何としても当選確率75%の抽選を突破できることを祈ります。

2.グランデスフィーダ

2/26の小倉・3歳1勝クラス(ダート1700)への出走を目標に在厩のまま調整を続けています。この中間も精力的に乗り込みを消化しており、2/8には栗CWで82.7 66.5 50.7 36.2 22.8 11.4(位置6、強めに追う)の好時計を記録しています。

4Fを50.7で走破しながら、ラスト2Fの22.8は出色ものでしょう。入厩当時は坂路でしか時計の出ない本馬でしたが、ここに来てコースでも目立った時計が出せる様になり、着実な成長を感じさせます。なお、当日の鞍上には今年の小倉で既に6勝を荒稼ぎしている藤岡康太Jの騎乗が確定しています。

3.ミスティックロア

栗東TCに入厩して、育成を続けています。2/8、ゲート試験を受験して、見事に一発合格を決めてくれました。「ゲートインとスタートの何れも問題無かった」とのことで、なかなか賢い仔の様です。

チャンピオンヒルズでもコメントされていましたが、「大きなストライドで走ることで、思った以上のスピードが出る」旨のコメントがされています。一方で、「テンションが高く馬体が細く見える」とのコメントもあり、もう少し環境に慣れて行く必要がありそうです。

今後については、「在厩のままレースに向けて進めて行く」方針が確認されており、具体的な目標については、「追い切りを2本程度こなした時点での動きを見てから判断する」とのこと。

4.コレクターアイテム2021

社台Fにて育成中です。以前よりテンションの高さが懸念されている本仔ですが、少しずつ我慢が効く様に変わって来た模様です。只、馬体重が見た目よりも軽いとのことで、これも気性面の問題が遠因にある気がします。

「現在の運動メニューであれば銜が効いているが、今後のペースアップで如何なるかが問題になりそう」とのこと。春に向かって何とか大人になって欲しいところです。

5.シンハディーパ2021

ノーザンF早来にて育成を続けています。コレクターアイテム2021程ではありませんが、本仔も気性面に課題を抱えており、何とか精神的に大人になってくれることが第一の状況です。言い換えれば、動きの面では着実に良くなっており、調教もどんどん進めて行くとのこと。「仕上がりも速そうなので、早期の移動を予定している」旨の情報も出て来ています。

6.ウアラネージュ2022

辻牧場にて育成を続けています。しばしば悪さを見せることがあるものの、基本的に扱いが難しいレベルでは無いとのことで、「元気の良い仔」と考えれば良さそうです。白毛馬であるが故に、他の仔馬から仲間外れにされることが懸念されていましたが、それも杞憂に終わったとのことで、順調に育成が進んでいます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする