YGG出資馬の近況 2022/9/1

1.ラインオブフェイト

セグチレーシングSにて調整を続けています。この中間も1800~2400をキャンターで乗られています。調整が抑えられている事由として、目標レースの示されていない点が考えられましたが、漸く田島師より方針が示されました。復帰戦を10月の東京開催に置く予定とのことから、具体的なレースは10/16のテレビ静岡賞(東京・ダート1400)になるものと思われます。

2.ドライスタウト

北海道・下河辺牧場でのリファビリを終了し、8/31、栗東近郊のチャンピオンヒルズに戻って来ました。チャンピオンヒルズのスタッフのコメントに依れば「輸送による熱発もなく問題ありません。今日はマシン運動にしており、明日から跨って行く予定です。」とのこと。先ずは輸送をクリアして一安心ですが、若干のクモズレと右前の蹄に横割れが見られるとの報告もあり、大事では無いことを祈るところです。

もっとも、クモズレにしても蹄の割れにしても、乗り込みを重ねた結果であって、これまでの馬体の不調とは直接的な関係は無いものと考えられます。現在の馬体重は既に524Kgまで絞れており、下河辺牧場でシッカリと乗り込まれて来たことを示しています。全日本2歳優駿を制した520Kgをベストとすれば、ここから時間を掛けた乗り込みは不要と考えられます。

想像よりも早く、このタイミングでチャンピオンヒルズに戻したことから、陣営の想定する復帰目標は日テレ杯(Jpn2)では無いかと考えています。日テレ杯ならば、ドライスタウトは53Kgの軽斤量で出走出来る上に、得意の左回りと言う利点もあります。

3.トレブランシュ

デビュー戦に向けて、美浦TCにて調整を続けています。8/31、2本目の追い切りを美南Wで実施して、69.0-53.8-38.7-24.3-12.0(位置8,馬なり)を計時しています。全体時計はそれのど目立つものではありませんが、加速ラップを刻めていますし、馬なりでラスト1Fが12.0ならば、追って11秒台は出ると思われます。また、前回の追い切りと同じく、僚馬に同入or先着をしている点に勝負根性を感じます。

稲垣師のコメントに依れば「スッと反応出来る様にもなってきましたので来週予定通り中山1600芝でデビューさせたいと思います。」とのこと。また、鞍上には津村Jが確保されています。

4.レーヌドゥール

北海道・グリーンマイルTCにて育成が続けられてきましたが、漸く移動の声が掛かりました。尾関師のコメントによれば「馬運車が取れ次第、今週か来週にでも美浦トレセン近郊の牧場に移動させたいと思います。」とのこと。正直、グリーンマイルTCでの育成は順調さを欠いていましたので、流れを変える意味でも、ここでの移動は良かったと思います。レースまでには緩さを相当絞る必要がありますので、坂路でジックリと乗り込める環境に託したいところです。

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