YGG出資馬の近況 2022/7/14

1.ラインオブフェイト

美浦TC近郊のセグチレーシングSにて調整を続けています。最新の運動メニューでは、馬場での乗り運動が開始されており、2400までの軽目のところが乗られています。これまでは、競馬を使うと馬体がガクッと来ていた本馬ですが、今回は全く問題が見られないとのこと。この様に馬体が出来上がって来たことが、成績向上に繋がったのかもしれません。ここまで来ましたら、もう1段の本格化からオープン入りを果たして欲しい所です。

2.ドライスタウト

故郷の下河辺牧場に戻って、調整を続けています。いまだに軽いマシン運動を続けている状況で、乗り運動は再開されていません。右前の蹄の問題は概ね快方に向かっていますが、問題は兵庫CSから引きずる背腰の痛みで、これを未だに解消することが出来ていません。結局の所、これを解決しない限り、走りの力強さは戻ってこないと考えられることから、完快を目指す必要がありますが、原因が明確になっていないところが辛い所です。成長と共に症状が消えるのを待つしかないとすれば、3歳は諦めるしかないかもしれません。

3.トレブランシュ

美浦TC近郊の森本ステーブルにて調整が続けられています。関東地方の酷暑は一段落したことから、坂路15秒ペースの運動が再開されており、馬自身も元気一杯の状態とのこと。前回の更新では、7月後半から8月初の帰厩が視野に入っているとのことでしたので、暑さが戻る前にペースアップを図りたいところです。

4.レーヌドゥール

北海道のグリーンマイルTCにて育成が続けられています。運動メニューは前回から変わっておらず、キャンター2400と坂路1本でペースは不明です。かつての気性難を考えると、直近の運動が順調に進められていることは何よりですが、7/7付けの動画を見ると全体の緩さは変わっておらず、更なるペースアップをお願いしたいところです。歩く姿は相変わらず可動域が広く、踏み込みもシッカリして雰囲気が良いので、体がシッカリしてくるのを待つよりありません。
一方で、尾関師からは夏場は北海道で過ごして、8月末から9月初に掛けての入厩の方針が示されたとのことで、漸く、具体的な移動の話が出て来ています。本馬の気性を考えると、ゲート試験合格からレースに直行できる可能性は低いので、先ずはゲート試験をクリアしてしまい、そこから馬体作りを再開する方向で進めて欲しいと思います。

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