YGG出資馬の近況 2022/6/16

1.ラインオブフェイト

6/26の花のみちS(阪神・ダート1400)への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。6/15、1週前の追い切りを美南Pにて実施して、70.2-53.7-38.9-12.2(位置7,強め)を計時しています。田島師のコメントに依れば「引っ張ったきりと言う感じで動きは良かった」とのこと。輸送を勘案して来週の追い切りは軽めになる見込みです。

戸崎Jも坂井Jも騎乗不可とのことで、乗り替わる鞍上に注目が集まりますが、宝塚記念組の上位騎手の中から依頼して貰えるものと期待しています。ルメールJ、ウエルカムです。

2.ドライスタウト

7/15のJDD(大井・ダート2000)への出走を目標に、栗東TCに帰厩して来ましたが、如何にも感触が冴えない模様です。6/15には栗東坂で追い切りを実施して、56.8-42.0-27.4-13.6(馬なり)を計時していますが、牧浦師の見立てに拠れば「体の使い方があまり良くない感じがする」とのこと。やはり兵庫csのダメージから完治していない模様です。

JDDまであと1ヶ月の期間がありますが、陣営的には間に合わない可能性も視野に入れてる模様です。今後の予定は仕上げながら判断するものと思いますが、2000Mへの延長は本馬が万全であって初めて挑戦できるものですから、不安を抱える状態での出走は回避すべきと思います。

本馬はまだ3歳で、競争生活はまだまだ続きます。「完回まで出走は見送る」と言う強い覚悟を以て、進めて頂いて構わないと思います。

3.トレブランシュ

ゲート試験に合格した後、美浦近郊の森本Sにて体力強化を行っています。牧場スタッフのコメントに依れば、順調に乗り込みが進んでいる模様で、今週は坂路を3本登坂する予定とのこと。オルフェーヴル産駒と言うこともあって、牧場側にはテンションをケアして頂いている模様ですが、現状は気性面で気になる所は出ていないとのこと。

以前より、本仔については気性面の不安に言及されたことはなく、ここは普通にトレーニングを積んでもらって構わない気がします。

4.レーヌドゥール

北海道のグリーンマイルTCにて育成を継続しています。現在の運動メニューは周回コースと坂路の終いを強めとのことですが、距離とペースは明示されていません。只、運動後もケロッとしているとのことなので、恐らく負荷が足りていないものと想像できます。この辺りはテンションの上昇をケアしてのものと思われますが、「最近は悪さをしなくなった」とのコメントも出ていますから、可能な範囲でペースアップを図って欲しいと思います。

一方で、負荷の軽さも含めて馬体重が484Kgまで増加しています。馬格の有る牝馬はそれだけで武器になりますから、成長を止めることなく膨らませて欲しいところです。

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