YGG出資馬の近況 2022/4/13

1.ラインオブフェイト

4/9、美浦TCに帰厩して調整を開始しました。4/13には美南Pにて1本目の追い切りが行われ、69.9-53.1-38.8-11.8(位置8,馬なり)を計時しています。全体時計は甘いですが、1本目から11秒台で上がったところは、状態の良さを感じさせてくれます。さらに田島師のコメントに依れば、「単走で引っ張ったままで進み、最後だけ離した」とのことなので、時計以上の出来であることが伺われます。

一方で、目標レースは4/30の阪神ダート1400とすることが示されています。前走で結果を出した時と同条件になりますが、本質的に先行策を採りたい本馬にとって、序盤のペースが早い阪神のダート1400よりも、東京のダート1400の方が適性が高いと考えています。前走時は東京開催が無かったことで、関西遠征に妥当性がありましたが、今回の阪神遠征には疑問符が残ります。但し、鞍上に継続騎乗となる坂井Jが確保出来たことは朗報でした。「東京でリーディング下位の騎手に乗り替わるのと、阪神で坂井Jに託すのとでは、何方が良いか?」と問われたら、阪神を採りたいかもしれません。

何れにしても、陣営には東京よりも阪神を選択する根拠は説明して欲しい所です。

2.ドライスタウト

兵庫チャンピオンシップへの出走に向けて、栗東TCにて調整を続けています。4/13、栗CWで追い切りが行われ、9Fから138.5-121.1-102.5-85.8-70.2-54.3-38.7-24.5-12.1(位置7,馬なり)を計時しています。序盤は16秒ペースで流していますが、9Fから乗ったことは距離延長となる次走に向けての対策かもしれません。

牧浦師のコメントに依れば「前走時に痛めた脇の所に硬さがある」とのことですが、一方で「問題ない範囲」ともコメントされており、大事には至らないものと考えています。前走から半年のリフレッシュを入れての復帰戦になりますから、万全の態勢で出て来てくれることを信じています。

3.トレブランシュ

引き続き、北海道の森本Sにて育成が続けられています。現在の運動メニューは、週3回坂路入りして、内2回を2本登坂しています。2本目には3Fを43秒程度で上がっているとのことで、状態が着実に上がっていることを伺わせます。

もう少し馬格があっても良い本仔ですが、飼い葉食いは安定しているとのことで、小さいながらも実が入って来たと考えて良さそうです。現時点で移動の予定は示されていませんが、近々の内に移動予定が決定するかもしれません。

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