GF出資馬の近況 2022/4/14

1.ローズボウル

東京2週目の出走に向けて美浦TCにて調整が行われています。4/13には美南Wで追い切りが行われ、69.8-53.6-38.4-11.8(馬なり)を計時しました。僚馬のスズナミを0.7秒追走して同入しています。速い時計の出る馬場状態だった模様ですが、本馬がラストで11秒台を出したのは今回が初めての様に思います。林師のコメントに依れば「今日は右廻りでも右にモタレる面はなく、終始楽な手応えでした。」とのことで、ここまでは順調に進捗している感触です。あとは、鞍上の手配が気になるところです。

2.アレグロモデラート

美浦TCに在厩のまま、フレグモーネの治療にあたっています。武井師のコメントに依れば「引き続き治療を継続していますが、まだ腫れや局所的な痛みも残っている状態です。ただ、歩様は改善しつつありますので、本日から10分程度の軽い曳き運動を始めました。」とのこと。先ずは運動が開始出来たことな何よりですが、ここまで来てしまったら焦る意味もありませんので、無理せず完治を目指して欲しいと思います。週明けから抗生物質の投与を止めて、経過観察を行うとのことです。

3.スズナミ

東京開幕週の出走に向けて、美浦TCにて調整が行われています。4/13、美南Wで追い切りを行って、70.5-54.1-38.9-11.8(強目に追う)を計時しています。ローズボウルの外を0.7秒先行して同入を果たしており、スズナミとしては頑張った内容だと思います。上り重点で全体時計は然したるものでは無い様に見えますが、馬場の大外を回った時計なので、良く動けていると思います。林師のコメントに依れば「速い時計が出やすい馬場であったものの、最後まで良く走れていました。来週のレースに向けて順調に調整が進んでいます。」とのこと。気になる鞍上は未発表ですが、この辺りで減量騎手ではなく、リーディング上位の騎手に一度乗って欲しい気もします。中~長距離レースなので、単純に斤量よりも技量が効いてくる部分も大きいと思います。

4.ダイヤモンドフジ

蹄の故障も漸く癒えて、4/9に栗東TCに帰厩しています。4/13には最初の追い切りを栗東坂で行って、56.4-40.0-25.6-12.5(馬なり)を計時しています。全体時計を見ると軽目の内容になりますが、ラスト2Fは13.1-12.5でシッカリと上がっており、もはや蹄の心配は無用そうに思えます。宮本師のコメントによれば「帰厩後1本目ですので、無理せずにサッと上がってくる感じの内容ですが、終いまでしっかりとした脚取りで動けていたと思います。」とのこと。目標レースは来週以降の追い切りの状態を見て決めるとのことですが、今の短距離レースは混雑状況が激しいことから、出走する以上は最低でも掲示板の確保が見込めるレベルの仕上げで臨んで欲しいと思います。

5.ジュエルアズギフト

エクワインレーシングにて育成を継続中です。現在の運動メニューは週2回坂路入りして、15-15ペースで登坂をしています。直近では登坂本数を2本に増やしながら運動量を増やしているとのことで、乗り込みは順調に進んでいる模様です。相変わらず飼葉の食いが細いとのことですが、体重は維持されており、馬体もここに来てシッカリして来た印象とのこと。牧浦師も来場されて、「順調ならば早めの始動も」と言う話が出たとのこと。

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