2/12東京8R:ローズボウルは5枠8番

前走で、現状では最も得意な条件と考えられる東京ダート2100に出走したものの、結果は3着。もっとも、走破時計自体は水準を超えていることから、「ここは相手が強かった」と素直に認めて、改めて同条件での再走となります。

ここで問題は前走で先着を許したピュアブラッドとの再戦になること。前走では先行したローズボウルを後ろからマークして完璧に差し切られており、同じ展開に陥ると結果は厳しいと予想されます。

そうなると、注目はローズボウルのレース運びで、今まで同様先行する競馬を志向するのか、1段後ろからの競馬を試すのか、この辺りが勝負のポイントになりそうです。問題はキックバックを嫌う本馬の気性で、先の休養期間は砂に慣らす調教が行われていた模様ですが、正直、揉まれる展開には不安が残ります。

ここで相手関係を確認すると、ユイノザッパーとカンリンポチェの2頭が逃げ争いをすると想定されますので、ローズボウルはその後方を少し離れて追走する形が良さそうです。恐らく馬場状態は稍重で高速馬場が予想されることから、前2頭が競ってハイペースになれば、後ろに控えるローズボウルには好都合です。

未勝利戦を8馬身差で圧勝して以来、1勝クラスでは常に1人気に推されてきたローズボウルですが、今走は2人気に抑えられると想定されます。そう言う意味では、逆にピュアブラッドをマークする形での競馬をしても面白いかもしれませんが、末脚のキレは及ばない可能性が高く、やはり先行して突き放す競馬を志向するのが間違いないと思っています。問題は「どの位置からスパートを仕掛けるのか?」であり、乗り替わりとなる菅原明良Jの判断に注目したいと思います。

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