プラモ制作:86・レギンレイヴ(アンジュ搭乗機)

今年最初のプラモデル制作記です。今回制作したのはアニメ「86」に登場する多脚戦車レギンレイヴで、アンジュが搭乗する機体になります。「86」からは先にジャガーノートのキットを制作していますが、本回はそのシリーズ品となります。

コロナ過の時間潰しにと始めて嵌ってしまったプラモデル制作ですが、初心者レベルから少しでもステップアップを図るため、今年はテーマを設けて制作を行いたいと考えています。具体的に、今回はパテ埋めからの全塗装に初めてチャレンジしています。

先ずは完成品の写真。レギンレイヴのアンジュ搭乗機は多連式ロケットランチャーを装備する重攻撃型機体ですが、その砲撃形態がこちら。低く構えてランチャーを掲げる姿が格好良いです。

次はランチャーを畳んだ移動形態。全塗装と言っても塗分けはシールに頼っているのですが、写真では粗の目立つことなく良い感じです。一方で、墨入れはスジボリからシッカリと入れましたので、白い機体にアクセントになっていると思います。

続いて、脚部に装備するパイルドライバーを展開した状態。メッキ風塗装を目指しましたが、普通にメタリックですね..。

以下は、今回の制作テーマである「パテ埋めからの塗装」の部位。元々の脚部の装甲板は上下に分割されていたのですが、ここが歪な配置になっていたため、隙間を埋めて一体化しました。また、写真では殆ど視認できませんが、一応エッジ部にはシャドウを吹いて陰影を付けてあります。

なお、今回はウェザリングの類は行っていません。これは下手に汚すことで白くて優美な機体の印象を損ないたくなかったから。一方で、金属感を出すためのドライブラシと部分塗装は行っています。特にシリンダ部の塗分けは小さな部位ながら良いアクセントになりました。

最後に、先に制作したジャガーノートと並べてみます。遠近感に拠るものではなく、レギンレイヴの方が2回りくらい大きいことが判ります。この辺りの規模感は、漫然とアニメを見ていても判りませんでした。

なお、レギンレイヴのキットにはジャガーノートには無い立派なスタンドが付属して来ます。恐らくこれは、レギンレイヴの関節が甘い上にランチャーの重量が重いため、平置きすると自重に耐えられないための苦肉の策かと想像します。

本回の制作を経て、エアブラシの使用にはソコソコ慣れて来た印象です。特に、塗料の希釈の塩梅は実際に吹いてみて体得するよりないことが良く分かりました。最初は塗料が詰まったり、塗面がザラザラになったりと試行錯誤しましたし、シャドウ吹きも濃くなり過ぎたり、狙った場所に吹けなかったり散々でした。それでも、適当に上塗りしながらリカバーが出来ましたので、それなりに経験値が稼げたと思います。

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