11/13オキザリス賞:ドライスタウトは距離延長も完勝

11/13、新馬勝ちを収めたのち、万全の準備を進めてきた愛馬ドライスタウトは、オキザリス賞(東京ダート1400)に出走しました。前走に対し200Mの距離延長、初の関東圏への輸送、良馬場への対応、鞍上の変更、などの不確定要素も散見されたレースでしたが、結果は前走以上の完勝劇を見せてくれました。

今走の馬体重は+2Kg増加しての524K。懸念された輸送減りは見られませんでした。自分が本馬を直接目にする機会は初めてでしたが、雄大な馬体と同時に、落ち着いて堂々と周回する姿が印象的でした。

レースははゲート入りを少し嫌がってヒヤッとしましたが、スタートは前走と同様に綺麗に決め、鞍上が少し押さえて3番手に収まりました。少し行きたがる気配もありましたが、そこは戸崎Jが上手く宥めると折り合いが付きました。

4角出口には2番手に進出し逃げ馬を捉える体制が整ったところで、空馬が進路を塞ぐ形になりました。しかし、ここも鞍上が焦ることなく空馬を交わし、余裕をもって追い出しを掛けると、ギアが1段上がった様に逃げ馬を捉え、後続も一気に引き離て5馬身差の圧勝となりました。

今回のレースレベルは決して低いものではなく、その相手関係に0.9秒もの差を付けて勝利したことは、本馬の能力が世代の中でも抜けていることを示しています。特に、先行して後ろ3Fを35.9の3番時計で上がったことは、内容的にも危なげのない完勝であったことを表しています。Target-JVで補正タイムを見ても指数「116」が出ており、これは基準タイムよりも1.6秒早いことを示しており、昇級しても普通に勝ち負け出来ると判断することが出来ることになります。

今回の勝利を受けて、ドライスタウトの次走が大いに期待される状況になりましたが、牧浦師からは全日本2歳優駿(川崎ダート1600)への出走方針が示されました。喉に不安を抱える本馬としては更なる200M延長は気になるところではありますが、今回レースのゴール後もシッカリと走れていたことから、1600Mまでは対応出来るものと思います。

むしろ、ストライドの大きな本馬にとって、小回り4ターンの川崎ダート1600のコース特性への対応の方が気になるところです。また、希望取り出走が叶った場合、鞍上を福永Jに戻すのか、戸崎Jが継続騎乗されるのかも、大変気になるところです。正直、贅沢過ぎる悩みではありますが、個人的には南関の競馬場でもあることから、戸崎Jに手綱を任せてみたい気がします。

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