10/30東京12R:ルヴァンヴェールは理想的の展開で5着

10/30、愛馬ルヴァンヴェールは東京12R・1勝クラス(ダート1400)出走し、現状ではベストと思える展開から5着と掲示板を確保してくれました。先週のダート1300の番組を除外され、ダート1400にスライドしたルヴァンヴェールですが、この100Mの距離延長が今回の好走を導いた要因の1つであったと思います。

今走の馬体重は-2Kg減の490Kg。中1週の出走になったことで、休み明けを1つ叩いた丁度良い仕上がりになったかもしれません。もっとも、パドックを周回する映像を見る限り、相変わらず煩くしており集中力のある感じには見えませんでした。

レースは7枠14番からのスタートで、これも本馬には良い方向に働きました。比較的好スタートを切ると、鞍上の石川Jが気合を付けて、2番手のポジションを確保します。このとき、外から寄せる馬がいなかったことが上手く嵌ったポイントの1つであったと思います。また、積極的な追い出しからは、先行策が事前の作戦で会ったことが伺えます。

レースはこのままの体勢で4角を回り、これまでのパターンではここから失速するところを、今回は逃げる9番に食らいついて行きます。ラスト400Mでは脚色が優っており、思わず期待が膨らみましたが、ここで外から16番に寄せられたのが結果的に痛かったです。

急がされてしまったことで、200M地点で9番を交わしましたが、力が尽きてしまい、後続に差されて5着と言う結果になりました。恐らく、あと100M自由に走らせて貰えれば、馬券内に残せたものと思います。

今回の好走を見る限り、本馬の目指すべき競馬は「先行して他馬に絡まれないポジションを確保して、気持ちよく走って粘り込む競馬」であると思います。そう言う意味で、先手を取りやすいダート1400は競馬のやり易い理想の条件であったと考えます。ダート1300になるとスピードが上がってしまう分だけ、先手をとると最後が粘れない様に思います。ちなみに、今回のTarget-JVの補正タイムは「97」が出ており、あと少しで勝ち負けが出来るところまで来ていることが判ります。

レース後の竹内師のコメントによれば「今日は外枠からスムーズに先行し、理想的な位置取りで競馬が運べました。石川騎手からは『3コーナー過ぎまでハミを噛んでいたので、直線の伸びを欠いてしまいました。」とのこと。ちなみに、石川Jからは「今日は耳の覆いを外したことで、それがいい方に出たと思います。」のコメントもあり、これが正解なら大きな一歩になる筈です。

さらに次走に付いては「ここで優先出走権が取れましたので、次走は東京競馬の1,300㍍戦に向かいたいと思います。今日のようなスムーズなレースが出来ればチャンスは近いと思います。」とのことで、「チャンスが近い」は良いのですが、ここは今回と同条件の1400を使うべきと考えます。11/28に東京で同番組が組まれており、優先出走権もギリギリ保ちます。敢えて中1週でダート1300に向かう理由は見つかりません。

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