GF出資馬の近況 2021/5/19

1.ルヴァンヴェール

5/15、中京7R・1勝クラス(ダート1200)に出走しました。「今回はこれまでと違う競馬を試す」との陣営の事前コメントにも関わらず、毎度変わらぬ後方待機からの競馬となった上に、末脚も切れることなく11着に沈んでいます。

レース後の竹内師のコメントでは「このクラスでは力上位なだけに、もどかしい内容が続いています。気難しい面が邪魔をして結果が出ていないようにも思われますので、もっと安定して成績を出せるように、このタイミングで去勢をした方が良いと思います。」とのことで、暑くなる前の近日中に去勢手術が実施される模様です。

2.ローズボウル

5/22の東京6R・3歳1勝クラス(ダート2100)への出走に向けて、時間を掛けて慎重な調整が続けられています。想定では17頭がエントリーの見込みであり、内1頭に優先権があることから、このまま行くと1/16の確率で除外が発生することになります。決して高い確率ではありませんが、これまでの本馬の準備状況を振り返れば、なんとか出走を叶えてあげたいところです。

想定表をみるとセレクトセール出身の高額馬も含まれるメンバ構成ですが、1勝クラスを勝ち上がった時のタイムランクで比較すれば、ローズボウルが頭1つ抜けています。この辺りが林師の「前走同様スムーズな競馬が出来れば、結果は付いてくると思っています。」の心強いコメントに繋がるものと思います。

5/19、美南Wで最終追い切り外実施され、69.2-53.6-39.7-12.6(位置9,一杯に追う)を計時しています。師のコメントに依れば「先週までにしっかりと調教で負荷を掛けていますので、当該週は息を整える程度にしています。」とのことですが、外目を回っての時計としては悪くない内容だと思います。

3.アレグロモデラート

引き続き、ノーザンF空港にて育成が行われています。現在の運動メニューは坂路2本を週2回の内容で、15-16ペースで乗られています。負荷の量については前回から変わっていませんが、牧場スタッフのコメントに依れば、「ここにきて馬体が大分ボリュームアップし、乗り込み量に比例して状態が良くなってきています。」とのこと。

現在の馬体重は452Kg。乗り込みながら維持が出来ており、7~8月の移動を視野にペースアップを図るとのこと。

4.ヴァロンダンス

ノーザンF空港にて引き続き育成が行われています。現在の運動メニューは週5回の坂路入りを行い、内1~2回で2本を乗っている状況です。牧場スタッフのコメントによると「馬体が減らないよう状態に合わせながらのメニューになりますが、ここまでコンスタントに強目を消化し大分力が付いてきました。同様のメニューで馬体は維持できており、移動の態勢は整いつつあると思います。」とのこと。

現在の馬体重は426Kgで、思う様に厚みが出て来てくれませんが、6月上旬~中旬に掛けて移動を実施する予定とのこと。

5.ダイヤモンドフジ

引き続き、エクワインレーシングにて育成が継続されています。現在の運動メニューは週2回の坂路15-15ペースと、週1回の坂路2本を交互に実施しているとのこと。社台系牧場と比較するとメニューが若干控え目ですが、この辺りは牧場のスタンスと考えて良いでしょう。現在の馬体重は459Kgで、一時期減少していた馬体重がここに来て増加に転じています。

場長のコメントに依れば「しっかりと負荷を掛けている中でも脚もとは何も問題は無く、とても順調に来ています。やや頭の高い走りではありますが、父の産駒の特徴でもあり推進力は落ちることなく走れています。」とのこと。同時にアップされた坂路調教の動画を見ると、他馬と比べて明らかに頭の高い走りをしていることが判ることから、出来るだけ早い時期にフォームの改善を図って欲しいところです。

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