GF出資馬の近況 2021/4/21

1.ルヴァンヴェール

東京開催での出走を目標に、4/15、美浦TCに帰厩して来ました。4/21には美南坂で最初の追い切りが行われ、54.7-39.1-25.7-13.2(強めに追う)を計時しています。出来ればラスト1Fを12秒台で上がって欲しい気もしますが、竹内師のコメントでは「半マイル54.7秒のペースでは余裕綽々といった感じで、良い手応えで登坂していました。前走時より馬の雰囲気も良いですし、体型も幼さが抜けてしっかりしてきた印象です。」とのことで、状態は前走以上と見られている様です。

「1勝クラスを突破できる能力は充分あります。」とのコメントもされていますが、先ずは着実に掲示板を確保してクラスの安定勢力となってくれればと思います。

2.ローズボウル

5/21の東京ダート2100への出走を目標に、4/21、美浦TCに帰厩をしています。5/21を目標とするには帰厩が早い印象ですが、これについて林師のコメントは「目標のレースは1ヶ月先になりますが、山元TCに比べ美浦も徐々に暑くなっていますので、気温の変化に余裕を持って対応出来るよう、本日帰厩させています。」とのこと。今回は狙いを定めての一戦になりますから、陣営には万全の態勢で臨んで欲しいところであり、実際に手厚い対応を採って頂けていることは心強い印象です。

未勝利戦を突破した後、じっくりと期間を掛けて馬体を作り直して来ましたが、その成果を是非とも発揮してくれることを願っています。2勝目を着実にモノにして、大きなところを狙って欲しいと思います。

3.スズナミ

ゲート試験に合格した後も、美浦TCに在厩のまま調整が続けられています。4/21には美南坂で初めて時計になるところが乗られており、56.8-41.9-27.3-13.5(強めに追う)を計時しました。驚くまでの時計ではありませんが、この時期の2歳馬としてはまずまずの時計である様に思います。むしろ、ラップにして14.9-14.6-13.8-13.5であり、バテずに加速ラップを刻んでいることを褒めてあげたいところです。林師のコメントによれば「今日は馬場が重く時計の掛かる中ではありましたが、2歳馬として水準の動きが出来ていました。」とのことで、手ごたえを感じて頂けた印象です。

一方で、「母に似てピリピリとした面が出てきていますので、ガス抜きと馬体成長を含め、今週末放牧に出します。」とのことで、予定通り放牧に出ることになりました。「ゲートからのダッシュを見ても良いスピードを持っていますので、デビュー戦はマイル以下の芝を考えています。」とのことから、ここは慌てずに体を作って、母と同じ夏の新潟・芝1400でデビュー出来れば良い様に思います。

4.ダイヤモンドフジ

引き続きエクワインレーシングにて育成が続けられています。坂路調教の動画が公開されており、3頭併せの真ん中で、14-15秒ペースで登り切っています。若干首の位置が高い気もしますが、上下の動きはリズミカルに思えます。また、登り切って僚馬がヘロヘロしている隣で余裕のある動きを見せてお入り、頼もしさが感じられました。

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