2/16、小倉7R・未勝利（芝2000牝）に愛馬アルジェンタータが出走します。全走の中京・芝2000で変わり身と言える良化を見せたアルジェンタータですが、今走はそれが本物なのかが問われる試金石となります。
前走後の奥村師のコメントから、中京→小倉への転戦は当初からの計画であることが判っています。言い方はあまり良くありませんが、前走はあくまでも叩きであり、滞在で調整が出来てコースも平坦な今回の小倉が勝負レースと言うことになります。その前提に立つと、前走で無理にポジションを取りに行かず、ラストだけで勝負するダメージの少ないレースを鞍上が選択したことも理解が出来ます。
ここで問題は今回どの様なレースを選択するのかです。ここまでのアルジェンタータのレースをみると末脚のキレで勝負する内容でしたが、今走の小倉2000はスローペースになり易い上に直線も短く、先行馬に有利なコースです。これまでの様に溜めて瞬発力に頼るレースでは恐らく届かないでしょう。勝負になるパターンは、これまでより前目の５～６番手のポジションを確保して直線で抜け出すか、３角から捲ってのロングスパートを仕掛けるかの何れかではないかと思います。
陣営がどの様なレースを選択するのか興味深く見守りたいと思いますが、自分としてはレースの幅を広げる意味も含めて前目のポジションを取りに行くレースに挑んで欲しいと思っています。枠番は７枠１３番を引きました。小倉芝2000は１枠と８枠の成績が極端に悪いので、それが避けられれば取り敢えずＯＫですし、馬格的に揉まれる展開は避けたい所ですから、外目の枠も悪くないとポジティブに捉えたいと思います。見た所、左右の馬は先行タイプではありませんので、ポジションを取りに行くための障害は少ないものと予想します。一方で、最悪なのは４ターンの競馬で外々を回らされるパターンなので、それだけは臨機応変に避けて欲しいと思います。
相手関係はTargetの補正タイムで99が出ているナリスが人気になりそうですが、補正タイムが100出ていない時点で混戦は必至です。牝馬限定戦であることも含めて荒れたレースになると予想しています。もちろん、アルジェンタータの持ち時計も勝ち負けには足りていませんので、偉そうな予想は出来ないのですが、一口馬主として馬券内はあると信じて応援をしたいと思います。