出資馬の近況 2018/10/25

1.レーヌジャルダン

美浦TCにて在厩のまま調整を続けています。前走後も脚元に問題は無く、馬体重も444Kgまで戻っているとのこと。週末から乗り運動を再開するとのことですが、やはり次走は東京または福島のダート競争を目標にする様です。

正直、あまり良い結果が出る様な予感がしないのですが、そもそも、「どのような競馬を試そう」と言う目標をもっているのであれば、東京と福島で悩むことなど無いと思うのですが、ここが決まっていない時点で具体的な所は何も考えていないと言うことなんでしょう。

個人的にはダートを試すなら2ターンの東京1600で先行させることしか手が思い浮かばないのですが、果たして如何なることやら..。福島1700では淡々とした流れからスタミナ勝負になる可能性が高く、レーヌジャルダンには不向きの様に思います。

2.アメリカンツイスト

美浦TCにて次走に向けて調整を続けています。先週時点では11/4の東京ダート1400を目標にしていましたが、筋肉疲労からの回復に時間が掛かったとのことから、1週間後の同条件のレースにスライドすることに決まりました。

再開された坂路入りが数日間止まっており、何かあったかと思っていたのですが、上記のような理由によるものだった様です。現在は坂路入りも再々開されており、特段の問題では無さそうなので、万全の状態に戻してから出走をして貰いたいと思います。

3.アルジェンタータ

美浦TCにて調整を続けており、今週10/27の新潟・未勝利(芝1800)への出走が確定しました。10/24、レースでも騎手を務める丸山騎手を鞍上に美南Wにて最終追切が実施され、54.0-39.3-13.2(位置4,馬なり)を計時しています。

500万クラスの僚馬(強目)と併せ、0.3秒追走して同入しており、内容的には悪く無い様に思えますが、奥村師のコメントによると「馬場が緩く力の要る馬場だったため思ったほど動けませんでした」とのこと。軽量のジョッキーを載せての追切でしたので、ラストの時計がもう少し伸びることを期待されていたのかもしれません。

取り敢えず、レースは14頭立てで確定し、相手関係もローカルの未勝利戦らしく、目立ったライバルは見当たりません。アルジェンタータを含めて2走目の馬が10頭もいますので、実績よりも変わり身を見せることの出来た仔馬が結果を出すレースになるような気がします。取り敢えず、アルジェンタータにはシッカリと脚を溜めて末脚で勝負するレースを見せて欲しいと思っていますので、先ずは真ん中より外目の枠が引ける様に祈りたいと思います。

4.スターリーパレード

ノーザンファームしがらきにて調整を続けており、帰厩に向けて緩んだ体を絞っているものと思われます。更新情報はありません。

5.ナショナルホリデーの2017

2018年度募集馬について、初めての情報更新がありました。白老ファーム生産の本仔ですが、9/13に社台ファームへ移動が完了しています。既に初期馴致も完了しているとのこと。周回コースでの乗り馴らしは一通り終えて、現在はロンギ場でダク~キャンターの調教が行われています。来週には周回コースに向かいたいとのこと。

牧場の担当者さんのコメントに拠れば、「気性は大人しく、何の問題もなく順調に進めています」とのことで、気性に関しては大人し過ぎるのも心配にはなるのですが、先ずは前向きに捉えておきたいと思います。

なお、現在の馬体重は443Kgあり、運動を開始してもジワジワと体重が増えて来ているところは、非常に良いと思います。
駐立写真をみると、冬毛が目立つ様に思いますが、脚長が伸びて胸前が立派になってきた様に感じます。

6.エイシンバンバの2017

10/8、チェスナットファームに移動しています。既に初期馴致も完了しており、現在はロンギ場内でハッキングまで進められている様です。外の馬場でキャンターまで進め、慣れたところでBTCに通いトレーニングを開始するとのこと。

場長さんのコメントによれば、「背中の感触も良く、ダート向きの血統背景ですが、足捌きの軽い走りをしています」とのことで、先ずは好印象でしょうか。現在の体重は455Kgで、前回報告よりも-15Kg減ってしまいましたが、これは運動を開始したことに拠るものでしょう。追ってまた増えてくるものと思います。

駐立写真をみると毛艶が良さそうに見える所が、先ずは好印象です。スタイルは募集時と大きく変わってきていませんが、若干絞れて来た感じもします。脚長は募集時写真よりも気持ち長く見える気もするので、短距離と言うよりはマイル位までこなせるのかもしれません。

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