GF出資馬の近況 2024/3/14：ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、ソウルアンドジャズ、サミアド、ナスノシベリウスの22
１．ローズボウル
3/16の韓国馬事会杯（中山・ダート1800）への出走が確定。鞍上は主戦の石川Ｊに先約があり、小林勝太Ｊへ乗り替わりになります。3/13、美南Ｗで最終追い切りを実施して、70.0-53.7-38.1-11.9（位置９，一杯に追う）を計時しました。３歳１勝馬に1.0秒も遅れていますが、何時ものことなので問題はないでしょう。林師のコメントに依れば「ウッドチップコースで躍動感のある走りを見せてくれました。」とのこと。新人騎手への乗り代わりは不安材料ですが、中山ダート1800は小林勝Ｊの最も得意とするコースでもあり、頑張って欲しいと思います。
２．アレグロモデラート
3/9、中山牝馬Ｓに出走。スタートのタイミングが合わず８着に終わりましたが、走りそのものは良かったと思います。レース後は両前球節に疲労がみられるものの獣医師に依れば問題ないとのことで、雰囲気の良いことからこのまま可能ならば続戦する方針が示されました。具体的には3/31の美浦Ｓ（中山・３勝クラス・芝2000）を目標にするとのこと。
３．ダイヤモンドフジ
3/24の中京・１勝クラス（芝1200）への出走を目標に、栗東TCにて調整が行われています。3/13、栗東坂で１週前追い切りを実施して、53.5-38.8-25.4-12.9（一杯に追う）を計時しました。この追い切り中に右前を落鉄したとのことで、その後の経過をケアしていますが、特に痛みは出ていないとのこと。このまま問題が出なければ、予定のレースに向かうとのこと。
４．ソウルアンドジャズ
3/24の大寒桜賞（中京・３歳１勝クラス・芝2200）への出走を目標に、美浦TCにて調整が行われています。3/13、美南Wで１週前追い切りを実施して、81.2-66.3-52.3-37.7-11.8（一杯に追う）を計時。全体時計はまずまずですが、手綱を取った石神Ｊからは「かかるという訳では無いですが、やや前向きなぶん終いの反応が鈍かったです。」の少し辛口のコメントが出されています。一方で「それでもこの時計で最後までしっかり走れているし、息も良かったので能力は高いと思います。」のコメントもあり、能力の高さは認めて貰えています。当日は川田Ｊを確保して勝負のレースに臨みます。
５．サミアド
ケイツーＳにて左後肢骨折からのリファビリが行われています。リファビリの進捗状況は良好で、この中間では坂路で15-15が行えています。調教後も歩様や脚元に問題は出ておらず、ここから強めを乗って行くことが出来れば、ゴールデンウィーク前後にも復帰の目途が立ちそうとのこと。
６．ナスノシベリウスの22
エクワインレーシングにて育成中。脚元の不安から長期間騎乗運動を控えている本仔ですが、この中間はTMで20秒ペースのキャンターを2000M消化しており、球節の状態も安定しているとのこと。体調もいたって良好であり、近々にも馬場入りして騎乗運動を開始する予定とのこと。現在の馬体重は486kgまで増加しており、この長期休養は成長を促す契機になったとプラス思考で考えたいと思います。