YGG出資馬の近況 2022/10/6

YGG出資馬の近況 2022/10/6:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール


1.ラインオブフェイト

10/16のテレビ静岡賞(東京・ダート1400)への出走を目標に、美浦TCにて調整を続けています。10/2、美南Pで追切を実施して、67.2-51.6-37.3-11.6(位置4,一杯に追う)を計時しています。僚馬を0.4秒追走して0.1秒遅れていますが、本馬も11.6で上がっていますので、特に問題は無いと思います。注目の鞍上は岩田康成Jにオファーを出しているとのことですが、確定はしていません。乗れない場合は、その他の上位騎手から探す予定とのこと。

2.ドライスタウト

武蔵野S、または霜月Sへの出走を目標に、栗東TCに帰厩してジックリと調整を進めています。馬体の故障は完全に癒えた模様で、あとは「緩んだ体を如何にして戻して行くか」がポイントとなっています。気が良い馬なので、やればそれだけ動いてしまうのですが、体が出来上がっていない内に速い時計は逆効果なので、現時点では体を使いながら動かすことに注力されています。それでも、10/5には栗東坂で追い切りを実施して、58.8 – 44.0 – 29.1 – 13.9(馬なり余力)を計時しており、15-14の強目が乗れるところまで進んでいます。ここからペースアップを図れば、目標レースには間に合う見込みとのこと。

3.トレブランシュ

10/6の東京(芝1400)への出走を目標に進められて来ましたが、直前追い切りを実施したあとに跛行が生じてしまい、大事をとってレースは回避することとなりました。
獣医の診断によれば筋肉の張りが強いとので、消炎剤を服用。翌日の触診にて筋肉痛は緩和したものの、右前に跛行が残っている状況です。只、1時間程度動かした結果、朝よりも馬体が解れて歩様も改善しているとのことで、極端な大事には至らない感触です。

今週の開催を回避したことで権利は失効することになりますが、現在の芝1400~1600の番組は中3週程度で出走が可能なことから、権利に拘る必要はありません。加えて、今週末は重馬場が予想されることと、相手関係も厳しい面子が揃ったことから、ここは回避して正解であった気がします。

4.レーヌドゥール

美浦TC近郊のスピリットファームにて調整を続けています。調教自体は4ハロンから15-15を開始しており、徐々に乗り込みが進んで来た印象です。馬体重も472Kgまで絞れて来ており、500Kgを超えていた北海道の状況が如何に乗れていなかったかが判ります。

一方で、乗り込みが進むハンドもあって、気性面の難しい部分が表に出る様になっています。特にゲート練習に苦心する状況で、扉を閉めると悪さを見せることから、現在は扉の無いところで駐立の練習が行われています。ある意味で、オルフェーヴル産駒らしい特徴が前面に出る本仔なので、ここは割り切って乗り込みを進めておき、気性面の問題は精神の成長を地道に待つより無さそうです。

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