YGG出資馬の近況 2022/8/11

1.ラインオブフェイト

美浦TC近郊のセグチレーシングSにて放牧を続けています。現在の運動メニューは周回コース1800-2400で前回から変わりありません。ペースについても不明です。恐らくは酷暑から運動を軽めにしているものと思われます。前回の更新で指摘された左球節を蹴って生じた腫れについては解消した模様。目標レースが陣営から示されていないことから、ペースアップは図られていません。

2.ドライスタウト

故郷の下河辺牧場に戻って放牧を続けています。7月末から乗り運動を開始しており、現在は周回コースと、坂路を16秒ペースで乗られています。この中間から坂路入りが開始され、漸く本格的な乗り込みが開始された状況ですが、懸念される馬体については特に問題は出ていないとのこと。只、「体を使えていない感じ」とのコメントがあり、全身を使って動けるように意識をして乗り込んで行くとのこと。

3.トレブランシュ

美浦TCに帰厩して、デビュー戦に向けての調整に入っています。8/11に美南坂で初めて時計になる追い切りを実施して、55.6 – 40.9 – 26.1 – 13.0(馬なり)を計時しています。然して目立つ時計ではありませんが、1本目の追いきりであることと、予定のデビュー戦まで時間があることから、焦る必要は無いかと思います。稲垣師からも「最初の追い切りとしては充分かなという動きです。」とのコメントが出ています。

只、走りのバランスに関しては前に頼って後ろを使えていないとのコメントがあり、走りながら修正を試みるとのこと。ここは早期に走りを教えて、距離適性を長く保ってほしいところです。現時点で、デビュー戦は芝1600が想定されていますが、最終的には1~3本の追い切りを重ねた後に判断するとのこと。

4.レーヌドゥール

グリーンマイルTCにて育成が続けられています。この中間も新たなトラブルが発生してしまい、どうにもペースアップが図られていません。今回のトラブルは蹄鉄の打ち替えを行った際にこれが合わず、脚元がもやっとしたころから運動を軽めにしたと言うもの。蹄に関しては蹄鉄の修正で落ち着いた模様ですが、馬房でのトラブルから始まって凡そ一ヶ月間の進捗がありません。本来ならば無用のトラブルの連続であり、この流れの悪さを考えると、敢えて北海道に留め置く必要性が正直感じられません。育成環境を見直すことも考えて良い様に思えます。

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