GF出資馬の近況 2022/5/14

1.アレグロモデラート

フレグモーネからの回復が思わしくなく、北海道のノーザンF空港に戻って治療を兼ねた調整が行われています。牧場スタッフのコメントによれば「こちらに来た後も飛節の状態に変わりは無く、ウォーキングマシン60分の運動を行いながら経過観察を行っています。」とのこと。この「状態に変わりは無く」の解釈が悩ましく、「悪化していない」と言う意味なのか「良化していない」の意味なのか?

恐らくは「良くも悪くも変わっていない」と言うことかと思います。取り敢えずはウォーキングマシンでの運動は出来ているとのことなので、ここは何とか、以前の走りを取り戻して貰えることを祈るのみです。

2.スズナミ

山元TCに戻って調整が行われています。現在の運動メニューは周回コース2000~3000と坂路1本16-17で、本格的な乗り込みには至っていません。牧場スタッフのコメントに依れば「飼い葉もしっかりと食べているので、馬体もふっくらしつつあります。今週末から坂路で15-15を始める予定です。」とのことで、先ずは体を膨らませることを優先している模様です。

現在の馬体重は427Kgで、前回の外厩時の体重に戻っていますが、如何しても競馬に臨む段階で400Kg前後に減ってしまうところが厳しいです。番組的に除外を考慮する必要はありませんから、数を使ってチャンスを掴みたいところですが、現状では、続戦の効かない所が辛いです。

3.ヴァロンダンス

左前膝第3手根骨に矢状骨折を起こしてしまい、全治6カ月の診断が下されています。現在はノーザンF空港に戻されてウォーキングマシン30分の運動を行いつつ、経過観察をしている状況です。様子見を暫く続けた上で、手術を行うのか、保存療法で対処するのか、治療方針を決定するとのこと。復帰までに同程度の治療期間を要するのであれば、保存療法に越したことは無いと思うのですが、今後の判断を見守りたいと思います。ここは「骨折が治って骨が太くなる」の様な、「災い転じて福と成す」的な結果になることを祈りたいと思います。

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