GF出資馬の近況 2022/1/20

1.アレグロモデラート

ノーザンファーム天栄にて短期放牧中です。「牧場に移動して来た直後は疲れが見られた」とのことで、馬体も淋しく映った模様ですが、年が明けて乗り運動が再開され、現在は坂路を週2回14-13のペースで走れるところまで状態は上がっています。

現在の馬体重は473Kまで増加しており、この感触ならば予定通り2回中山の1週目を目標に復帰出来ると思われます。出来れば鞍上は横山武Jの継続をお願いしたいところです。

2.スズナミ

1/29の東京・未勝利(芝1800)への出走を目標に、美浦TCにて調整が行われています。1/19、美南で1週前追切が行われ、55.3-39.3-12.2(直線強め)を計時しています。全体時計は目立ちませんが終いを伸ばす様に指示があった模様で、ラストは12秒前半で上がれています。今回も鞍上は減量騎手が手配され、横山琉人Jが務めることになりました。鞍上が固定できないところは残念ですが、徹底して減量騎手が確保されるところは、本馬の馬体重をケアしたものと考えられ、好感がもてます。一方で、距離を1800に伸ばしても先行する競馬が出来ていない問題があり、今回は鞍上に指示を徹底して欲しいと思います。

3.ヴァロンダンス

ノーザンファーム天栄にて調整が続けられています。体の硬さが指摘され、次走へのGoの掛からない本馬ですが、漸く坂路を14秒台で上がるところまで状態がアップしてきています。乗り込みながら馬体重も450Kgまで増えて来ており、これならば厚みを増した姿を見せてくれることは間違いないと思います。デビュー戦で能力は示した本馬ですから、ここでシッカリと馬体を作って来れば、自ずと結果はついてくるもと信じています。

4.ダイヤモンドフジ

年明けの小倉を目標に進めていたところで、挫石を起こしてしまい、仕切り直しとなってしまいました。その上に、今度は自分の脚をぶつけてしまい、休みが増える状況になっています。流れがイマイチ悪い本馬ですが、蹄鉄を打ち換えたところ「気にするところが無くなった」とのことで、ようやくペースアップが出来る体制になった模様です。気性的に危うい所の見られる本馬としては、この予定外の休養で上手くガス抜き出来るれば良いと思います。

5.ローズボウル

1/30の東京・1勝クラス(ダート2100)への出走を目標に、美浦TCにて調整を続けています。当初予定では中山開催での出走が計画されていましたが、直前でフレグモーネを発症してしまい、2Wのスライドとなりました。個人的には最も特にな条件と見えるダート2100への出走はウエルカムですし、東京の1週目から使うことで、上手くすれば2走出来る可能性も出て来ることで、これは結果オーライだと思います。注目していた鞍上は前走が流れた坂井琉星Jが務められるとのこと。当日は根岸Sの開催日でもあり、リーディング上位の騎手を確保する目もあったと思うのですが、ここは筋を通したものと思います。何れにしても鞍上強化は間違いありませんから、結果を期待したいと思います。

6.ルヴァンヴェール

1回東京2週目のダート1300への出走を目標に、美浦TCに帰厩して来ています。1/19、美南坂で追い切りが行われ、53.9-38.1-24.3-12.2(一杯に追う)を計時しています。何時もの如く、調教の時計は良いものが出ていると思います。問題の気性も落ち着いているとのことで、漸く去勢の効果が出て来たのかもしれません。直近2走は石川Jを鞍上に先行して良い競馬が出来ていますので、今走も同じ感じで乗って貰えれば馬券に絡むことも十分できると思います。

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