YGG出資馬の近況 2021/8/11

1.ラインオブフェイト

復帰戦に向けて美浦TCにて調整を継続中です。トモの状態に不安を抱えていることから、坂路に入れずに負荷を徐々に上げる方針が採られています。

8/11、美南Pにて追い切りが行われ、69.6-53.7-38.8-12.1(位置7,一杯に追う)を計時しています。僚馬のビップエレナに内から併せて、0.6秒先行して0.2秒遅れており、内容としてはもう一つでした。但し、僚馬には騎手が跨っていたとのことで、斤量にハンデがあり、降着したことじたいは止む無しかもしれません。

一方で、良い時の状態と比べると動きは足りていない感触らしく、トモの弱さがその原因として疑われています。現時点では来週の競馬に使うことを検討している様ですが、状態によっては先に伸びるのかもしれません。

2.ドライスタウト

デビュー戦に向けて栗東TCにて調整が行われています。8/11、栗CWにて初めての追い切りが行われ、68.1-51.9-38.2-12.5(位置7,馬なり)を計時しています。僚馬のタイキバンディエラ(新馬,強め)の外から併せて導入を果たしており、時計的にも内容的にも見所はあったのではないかと思われます。

これに対し、牧浦師からはポジティブなコメントは出ていません。気温も含めて体力的に厳しいところであり、ここを乗り超えることで力を付けさせる狙いの様です。また、不安を抱える喉の状態についても歯切れの良い言葉は出ていません。喉が鳴る症状は間違いなくあるとのことですが、一方で息遣いは以前よりも改善しているとの見解で、苦しい所を体力でカバーしている状態の様です。

現在の馬体重は522Kgで、トレーニングを続けながら体重は増加傾向にあります。現時点で具体的なデビュー戦の予定は示されていませんが、体重と喉の状態を考えれば、ダートの短距離戦が選ばれることは確実でしょう。

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