8/6門別2R:ラストヴィグラスは変わり身を見せて2着

8/6、ハッピーオーナーズクラブにて共有するラストヴィグラスが門別2R(ダート1100)に出走しました。追切の時計では水準レベルが出る様になったラストヴグラスは、それが実戦に繋がらない状況が続いていましたが、リフレッシュ明けの本走は明らかに変わり身を感じさせる内容で2着に入ることが出来ました。

1枠1番から先行策が予想されたラストヴィグラスは、無難にスタートも決め「ハナを取り切れる」と思った所で、外枠から多少強引に仕掛けて来た馬に前に入られてしまい、最内枠も災いして6番手までズルズルとポジションを下げる形になりました。

パトロールビデオが見られないので、これが「不利を受けたものなのか、競り合いを嫌って闘争心を失ったのか」は不明ですが、序盤からポジションを下げてしまう競馬は過去走と類似しており、今回もまた結果は出ないものと正直諦めの心境になりました。

しかし、ここから鞍上が終始鞭を入れて気合を付けたのが効いたのか、ズルズルと下がり続ける状況にはならず、4角を回って直線で外に出されると、5戦目にして初めて見せる末脚を繰り出し、先行馬の脚が止まる中で前との差を詰めてきましたが、最後は好位から抜け出した1人気馬と脚色が揃ってしまい、最後まで首差を交わすことが出来ませんでした。

あわやと思った所で、結果は残念な2着に終わりましたが、過去走と比較して内容的には格段の前進が見られました。リフレッシュの効果なのか、馬の精神的な成長なのか分りませんが、ラストで競馬を止めなかったところが最大の変わり身でした。そして、個人的には鞍上の小野騎手が終始気合を付けて、ズブい面が見え隠れする本仔を追ってくれたことが大きかった様に思います。

兎にも角にも、この内容の競馬が出来るのであれば、前半を無難に纏めさえすれば、初勝利は目前にあると思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする