本日は珍しく、２歳馬を含む全出資馬について近況更新がありました。
１．レーヌジャルダン
セグチレーシングＳにて放牧中です。順調に回復が進んでいるとのことで、今週から坂路で強めを開始する様です。最新の馬体重は459Kg。前回の放牧時は460Kg後半まで増えており、それで結果も出たことから、もう少し膨らんで貰った方が良いかもしれません。
高柳師のコメントによると「状態も良く、リフレッシュ出来ているみたいですので、４月上旬頃には入厩させたいと思います」とのことから、復帰戦は２回東京開幕週の芝2000となる可能性が高そうです。
２．アメリカンツイスト
美浦TCにて在厩のまま調整を続けています。3/20、美南Wで追切を実施して、1200Mから85.4-69.5-54.8-40.7-13.5（位置7，馬なり）を計時しています。前走から中１週ですので、軽めの追切となりました。
この内容を受けて、中舘師のコメントは「今朝も馬場でフットワーク良く動けていて、好調を持続出来ています。」とのことで、3/23の中山ダート1200に松岡騎手で投票を行うことが決定しました。想定は出走予定が21頭で、権利持ちがツイストを含めて３頭とのことなので、メンバーレベル的には緩くなってくれそうです。
３．アルジェンタータ
3/16に美浦TCに帰厩し、調教が再開されています。3/20、美南Wで追切が実施され、半マイルから54.3-39.9-13.2（位置6，馬なり）を記録しています。奥村師のコメントによると「馬なりの指示でしたが、終いまでしっかりと動けていました。馬体の減りやすいタイプなので、しっかりと飼い葉を食べさせながら調整していきます。」とのことですが、現在の馬体重は416Kgで、前走時よりも減ってしまっている点は不安を覚えるところです。
４．スターリーパレード
２週前に凡走をしたの後、在厩のまま調整を続けています。3/20、栗ＣＷで追切を実施して、83.5-67.1-52.3-38.5-12.6（位置5，一杯に追う）の時計でした。西村師のコメントによると「一つ使った分良くなってきているように思います。今週の中京か阪神のレースに、乗り慣れている小崎騎手で向かえればと思っています。」とのこと。
但し、予定する3/23中京2R（ダート1800）と3/24阪神3R（ダート1800）の何れも想定的には良くて抽選で、出走は容易では無さそうです。問題は3/24の阪神3Rを想定している点で、これは小崎騎手の騎乗を優先した施策であることは明らかです。出走枠的には中京3Rのダート1800の方が可能性がある筈であり、これを無視して鞍上を優先すると言うことであれば納得が出来ません。残念ですが結果が出せていない鞍上を出走枠よりも優先することは常識的にあり得ません。
５．ナショナルアンセム
社台ファームにて育成を継続中です。調教メニューは変化がなく、週３回坂路（1000M）を17秒ペースで乗り、週２回を周回コース(2000M)、週１回をトレッドミルでキャンターが行われています。
牧場担当者のコメントによると、「前捌きの硬さが残り、もう少しストライドに伸びが欲しいところではありますが、体力は付いてきており、筋力増強に比例してラストまで集中して走れるようになってきています。気合い乗りも上々ですし、今後の変わり身に期待したいですね」とのこと。前回更新時から前捌きの硬さを指摘されている点は少々気になります。
一方、矢野師のコメントからは「調教を重ねつつ成長も見られ徐々に良くなっていますが、まだ時間はかかりそうです。このままじっくりと進めてもらいます」とのことから、先ずは秋競馬でデビューできる様に祈りたいと思います。只、事情は不明ながら全兄のペイドバケーションが新馬戦開催中にデビュー出来なかった言う事実もあって、色々と心配は尽きません。
６．ルヴァンヴェール
チェストナットファームにて育成中です。調教メニューはフラットコースで17秒と、週末に坂路を18-16で乗り込まれています。また、現在の馬体重は500Kgで、ダート馬として順調に膨らんでいます。一方、化骨検査の結果はグレード２で、あと２ヶ月程度で化骨完了の見込みとのこと。この検査結果を受けて、今月中から15秒ペースを開始し、強めを乗って問題がなければ４月中の移動も視野に入る模様です。
竹内師のコメントによると「大変順調に進んでおり、５００キロの大柄な馬体に実が入ってきて、見栄えした一頭でした。新馬戦に向けて、４月中に美浦近郊へ移動させられればと考えています。」とのこと。取り敢えずゲート試験まで通すことを考えているものと想像しますが、場合によっては取り敢えず芝でデビューさせると言う選択肢もあるのかもしれません。