9/15中山7R:フォーチュンリングは7枠14番

9/15、中山7R限定未勝利(芝2000)に最後の勝ち上がりを賭けて愛馬フォーチュンリングが出走します。4週間で3回目の出走であり、間違いなく使い詰めではありますが、ここが正念場ですので、致し方ないところでしょう。まずは出走に漕ぎ着けられたことに感謝したいと思います。

今回の中山芝2000Mは、フォーチュンリングにとって初の2000M、初の右回り、初の4ターンと初物尽くしの舞台となります。距離に関しては前走から+400Mになる点が懸念材料ですが、2000Mと言う距離そのものは全く問題ないと思っています。体型的に距離は長い方が合う筈と以前から考えていました。
一方で、右回りに関しては心配材料です。フォーチュンリングは体の左側に複合的な不安を抱えて来ましたので、右回りが変な負荷にならないことを祈るばかりです。

相手関係は芝では最後の未勝利戦と言うこともあって、なかなかの面子がそろいました。しかし、実績的にはフォーチュンリングが見劣りするものではなく、普通に戦える相手です。最も気になるのはラストマイアで奥村厩舎からの2頭出しとなりました。恐らく、あちらの方が1人気になると思われますが、2頭出しは人気薄の方が勝つイメージがありますので、ここはポジティブに捉えたいと思います。ちなみに、フォーチュンリングの初物条件はラストマイアにもまるまる当て嵌まりますので、この点についてはイーブンです。

さて、悩ましいのはレース展開のヨミです。普通に考えれば「5番手あたりの好位から抜け出して最後に差す」のが中山芝2000には適した戦い方だと思うので、楽に好位を取れる内枠が欲しかったのですが、結果は7枠14番となってしまいました。もっとも、アルスラーン,スールマカロン,ラストマイアと言った有力馬は何れも外枠に入りましたので、条件的な差が付かなかったことは救いです。

只、外枠に入ってしまったことで、好位を取りに行く作戦が最善なのか分らなくなってしまいました。フォーチュンリングのストロングポイントは間違いなく末脚のキレであり、今回のメンバに入っても最速の上りが使える筈です。下手に動いてラストのキレを欠いてしまうより、「短い直線であっても中段で脚を溜めて上りで勝負する」と言う選択肢も、小細工をせずに長所を生かす意味で採り得る作戦だと思います。4角を捌けずに前詰まりを起こすリスクを承知で好位を取るか、確実に末脚を使えるポジションを取るか、考えれば考えるほど悩んでしまいます。

先週の中山は外差しが決まっており、今週も傾向は変わらない気がします。理屈的には「ハイペースになる様なら上りに賭け、逆にスローペースなら好位を取りに行く」と言うのが教科書通りだと思いますが、果たしてそう言った器用なレースが出来るものなのか全く分かりません。今回の鞍上は主戦の大野騎手に戻りますので、フォーチュンリングの特徴を上手く引き出してくれることを祈るばかりです。

なお、現在の東京の天気は曇りですが、天気予報では正午過ぎまで結構な雨が降る予想が出ています。前走で重馬場をこなして見せてくれたフォーチュンリングにとっては、出来るだけ馬場が重くなって外差し傾向が続くことになれば、末脚で勝負するのが正解になると思います。

いよいよ秋競馬が始まって競馬が中山に帰ってきました。口取りにも当選しましたので、明日は現地でフォーチュンリングの走りを見守って来る予定です。

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