グリーンファーム測尺更新

グリーンファーム愛馬会の17年度募集馬の測尺情報が概ね1ヶ月振りに更新されました。取り合えず、最も気にかかる馬体重にフォーカスして見ると、当然ですが何れの仔の体重も増加しています。一方で本当に重要なことは、「その体重増が予想の範疇なのか、それを超えるものなのか(もしくは予想を下回るものなのか)」を把握することにあると考えられます。

そこで今回は、一口馬主DBサイトの「馬体重成長シミュレーション」機能を使用して、募集時(8月末)時点でのデビュー時予測体重と、今回(9月中旬)時点でのそれを比較してみました。この数字が大きくなっていれば、想定以上に成長していると考えられ、逆に小さくなっていれば成長ペースが想定ラインに達していないと考えることが出来ます。
注:本計算に際しては、募集時の測定日を8/25、今回測定日を9/20と仮定して計算を実施しました。

募集時予測値 最新予測値 増減値
クィーンスプマンテの16 454 460 +6
アースリヴィングの16 462 472 +10
アースサウンドの16 464 452 -12
マルカアイチャンの16 508 512 +4
シルヴァーカップの16 466 464 -2
カドリーユの16 486 480 -6
ラクリモーサの16 468 466 +2
プランタンビジューの16 526 510 -16
ジュエルオブナイルの16 490 492 +2
デフィニットの16 478 480 +2
ハートビートワルツの16 456 452 -4
ツルマルオトメの16 520 524 +4
サクラサクⅡの16 424 440 +16
アドマイヤヒラリーの16 514 520 +6
ファビュラスセンスの16 466 470 +4
ラヴアズギフトの16 468 470 +2

シミュレーションの精度も含めて±5Kg程度の増減は誤差の範囲と考えると、顕著な増減があったのは、アースリヴィングの16,アースサウンドの16,プランタンビジューの16,サクラサクⅡの16辺りと見て取れます。アースリヴィングの16とサクラサクⅡの16は元が小柄で今後の成長に不安を感じる仔でしたので、今回の2桁プラスは出資者の方には朗報になったと思います。

反対に減った方ではアースサウンドの16がー12Kgとなり、460Kg台で頭打ちの気配になりました。また、プランタンビジューの16も-16Kgの減少傾向ですが、この仔については逆に巨大化を心配していましたので、今回のシミュレーション値の通り、デビュー時の馬体重が510Kg台に収まってくれれば、牝馬としては馬格があって理想的な体重となります。一方で、ツルマルオトメの16は前回の予測値520Kgに対して524Kgと微増ですが、牝馬の馬体重としては警戒水域に入りましたので、今後の体重変化を注視する必要がありそうです。

最後に気になった所では、カドリーユの16の予想値がマイナスになったのが残念です。この仔はダート適性だと思うので、もう少し馬体重が欲しい所ですが、成長が期待レベルに達していません。出来れば500Kg欲しい所ですが、このペースですと難しいかもしれません..。

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